本の紹介

 日本のプロ野球界のエースに成長した西武の松阪投手を育てた、横浜高校野球部監督の渡辺元智さんの著書『若者との接し方』(角川書店)を先週末に読みました。
 テレビの画面からうかがえる渡辺監督の表情は厳しいイメージで(失礼)、一昔前の鉄拳制裁も辞さない指導者の姿を想像していましたが、ページをめくり読み進めていくうちに、なんと繊細なところまで気を配り、選手ひとりひとりとコミュニケーションをとることの大切さを強調している方だな感じるようになりました。
 甲子園を目指し優勝することは目標だけれど、その後の人生しか長いのだから、あくまで野球は教育のひとつであるといったことも強調されています。自他共にベンチ入り確実と思っている選手に対して、チームの構成上断腸の思いでベンチ入りからはずすときの心境や、その後はずされた選手に対しての気配りなど、あの強面の監督からは想像もつかないほどです。保護者との関係やプロ野球ドラフト前の人間模様など、私たちと同じように小さいことに悩み、くよくよしている様子は親近感を覚えました。
 西武松阪投手が高2の夏、神奈川県予選決勝大会でサヨナラ暴投をし、人目もはばからず泣き崩れ、3年生にとって最後の試合としてしまった反省と責任感から、目の色を変えてその後の練習に取り組み、翌年の春夏連覇、その後の活躍は皆さんご存知の通りです。当時の横浜高校の模様は、本当に強いチームをつくるためには大変参考になることでした。
 渡辺監督いわく、高校生は「一言の言葉かけ」「一球の恐さ」で大きく成長することも、また野球をやめてしまうこともあるとおっしゃっています。競技は違えど、指導者として考えさせられることがたくさんある内容でした。お時間のある方は一度ご覧になってみてはいかがでしょうか?
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# by kiwatinker | 2006-10-18 11:32 | 一粒百行

早寝・早起き・朝ごはん

 今年の全国PTA会の標語のひとつです。
 学力低下やすぐキレる原因のひとつに、睡眠不足や朝からの脳の栄養素となる食事の不規則が、大変多いそうです。大人の夜型生活に伴い、子ども達も夜型習慣になり、朝起きることができず、朝食をとらず学校へ行くというような悪循環に陥ります。
 これらは学力低下だけにとどまらず、体力の低下にもつながる悪習慣です。疲れきったからだを早く回復させるための最大のポイントは、バランスの取れた食事と睡眠です。このことはもはや世界共通の認識となっています。
 ある大学の研究によると、テスト前の一夜漬けも、午前0時までに勉強を済ませ就寝するグループと、朝方まで勉強し続けるグループを比べたところ、単純な計算でさえ朝方グループの方が間違いが多いことがわかったそうです。自分では朝までしっかり勉強したつもりでも、脳の記憶力が弱いそうです。
 スポーツの世界も、まだまだ食事や睡眠の理解不足が多いことと思います。「うちのチームの選手はケガが多い」とぼやく前に、生活の基本である『早寝・早起き・朝ごはん』をもう一度見直してみる必要があるのではないでしょうか?
 それについても、こんなことまで標語にして日本中で啓蒙運動しなければならなくなってきている親世代(自分も含めてですが)には、奮起してもらいたいものです。
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# by kiwatinker | 2006-10-17 08:44 | 一粒百行

うさぎさんパス

 野球やゴルフ、そしてバレーボールはもちろん、あらゆるスキルの始動については、うんちくを語る指導者やテキストの類は数多く見られますが、フォローのスタイルまで考えておられる方は少ないのではないでしょうか。
 『うさぎさんパス』はパスを出した後のフォローの型についての指導です。草野先生は「パスを出した後のさりげない指先に色気を感じる」とおっしゃっています。もちろんいやらしい色気ではなく、たとえ小学生でもそこには、言葉として表しにくいですが、細やかな動きとでも言うか自然なからだ使いからくる美しさがあると、私自身理解しているつもりです。
 ティンカーベルズではアップ+トレーニングの後、パス練習には必ず『うさぎさんパス』を行います。高学年が低学年に指導する姿は本当にほほえましく、また頼もしくも感じる1コマです。左右の人差し指が平行となり、パスを出した方向へ軽く伸びていく自然な姿は本当に見事です。
 彼女達が20年後ママさんバレーを行う頃でも、本当に女性らしい動きの素晴らしさを、彼女達の子供達に伝えることができるよう、学んで欲しいと思いました。
 まさしく自然体バレー100年構想です。
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# by kiwatinker | 2006-10-16 15:09 | 一粒百行

秋祭

 鎮守の神をまつり豊作をよろこぶ・・・ 古来から伝わる日本各地で行われる伝統のお祭です。老若男女が集まりそれぞれの立場でお手伝いをしながら、皆で祭をもりあげます。こんなふれあいがたくさんあればイヤな事件も少しは少なくなるきっかけになるのではとおもいます。
 しかしながら 他のスポーツ少年団の指導者の会話のなかで、大会が近いのに祭で選手が集まらず練習ができないと、ぼやく指導者も少なからずいることが現状です。大人の余裕のなさが子供達の成長に悪影響を与えているような気がしてなりません。

 ティンカーベルズの選手は 新興住宅地と旧在所の選手が入り混じっています。本日の練習もありますが、参加するのは新興住宅地の選手が多くなりそうです。祭が無い地区だからです。

 だからこそせめてスポーツを通じて多くの体験をしてほしいものです。
 
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# by kiwatinker | 2006-10-15 06:45 | 一粒百行

またか・・・

 悲しい事件が相次ぎます。福岡県で中2の男子生徒がいじめを苦に自殺しました。バレー部のアタッカーで活躍していたとの事です。兵庫県では男子バレーの生徒が、顧問教師から50cmの至近距離より顔面や頭部にボールを投げつけられ、脳内出血で入院していたようです。
 どちらもスポーツに関わるひとりとしては、いたたまれません。成長期の子供達が大人になっていく過程の中で、心の問題や体罰の問題が取り上げられますが、キーポイントのひとつとして『失敗』があるような気がします。
 いじめについても、被害者そして加害者も大きな意味での『失敗』があり、それを乗り越えていく力こそが大人への成長につながっていくと思います。
 バレーの技術的な『失敗』も、失敗を重ねることで技術も向上していくことは間違いありません。子供は子供で受験やスポーツ・友人関係とも失敗したくない症候群に陥り、大人は子供達に小さい頃から遊びや勉強全てについて失敗させたくない症候群、心にキズをおわせたくないことばかり考えているように思えてなりません。
 再度申し上げますが、『失敗』を乗り越えていく力を子供達につけさせ、『失敗』を許容できる余裕を大人も持ちたいと改めて感じさせられました。
 暗い話題になってしまいました。今日と明日は地元で秋祭りです。日本古来の伝統を大切に、ティンカーベルズの選手たちも参加してくれるようです。
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# by kiwatinker | 2006-10-14 10:13 | 一粒百行

ストレッチとストレッチング

 ほとんどのスポーツ前のウォーミングアップとクールダウンに、ストレッチ或いはストレッチングを行っていることと思います。言葉遊びのようですが、ストレッチストレッチングの違いはどこにあるのでしょうか?文字通り“ing”の有無だと思います。
 ストレッチとは、広くラジオ体操的に反動をつけた動きも含め、筋肉を伸ばし関節可動域を広げるものです。ストレッチングとは、筋を伸ばしながら「進行形」すなわちゆっくり保持する(10秒~20秒)、違いはこの『ゆっくり保持』の有無だと思います。
 競技力を向上させ、試合開始時に一気にスタートダッシュできる体勢を整えるのか、あくまでケガの防止・予防のためなのか、目的が違えばおのずと手法も違うわけですから、ほんの小さいことですが積み重ねは大きな差になることでしょう。こんな小さな積み重ねこそ、大自然の法則のような気がしています。
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# by kiwatinker | 2006-10-13 09:36 | 一粒百行

 昨日の雨と今朝の気温、そして自然の環境などいくつかの条件が重なりあって、深い霧に包まれました。
 最も濃い早朝の時間には、視界が10mぐらいだったでしょうか。今朝ジョギングの際も、すれ違う人が突然現れてビックリするようなことが再三ありました。
 霧からも多くのことが学べそうです。いくつかの条件が重なりあうことで発生するのは、大切な試合時にもいくつかの諸条件がピタリとひとつになることで、勝ち目の無い試合にも可能性が生まれることを指しているように思います。また悪いことが続くことで(昨日の雨のように)、一瞬視界は途切れますが(霧)、前向きな気持ちを持ち続けることで前途は明るくなる(快晴)、大自然は偉大な先生です。
 連敗は続くけど信念を持ち続ければ、きっと花は咲くことでしょう。スポーツや仕事にも通じる大自然の法則を感じた朝でした。
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# by kiwatinker | 2006-10-12 09:01 | 一粒百行

アイーダ アイダ

 NHK教育の番組『からだであそぼ』の中で行われる、ダンスの名前です。
 軽快なリズムで、子供達が乗りがよい音楽に合わせてからだを動かし、親子ペアになっても踊れる構成になっています。全国各地の小学校の運動会などでも、準備運動や整理体操で行われているようです。アイーダの意味は、人と人の“間”をさしているそうです。
 身体の関節や筋肉を緩め、スポーツをする前のウォーミングアップとしては本当に適している踊りです。リズムに乗って踊れば自然と笑顔になり、試合前の緊張感もほぐれる素晴らしい踊りです。誰にでも楽しめて、きっと小・中学生なら喜ぶこと間違いないと思います。
 どこかのチームのように、笑顔のない難しい顔で「ソーレ!1・2・3・4!1・2・3・4!ソーレ!」とランニングしている姿は、なんとくなく不気味な気がしませんか?
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# by kiwatinker | 2006-10-11 10:27 | 一粒百行

H18.10.9 橋本市民総合体育大会 結果

《予選リーグ》
Aコート                Bコート
  北野 21-12 紀和B      紀和A 21-17 下市 
      21- 9                 21-14

阪合部 21-20 北野       中西増 21-11 紀和A
      21-19                 21-13

阪合部 21-17 紀和B      中西増 21- 4 下市
      21-18                 21-10

《順位決定戦》
決勝戦
中西増 21-11 阪合部
      21-11

3・4位決定戦
紀和A 21-14 北野
     21-11

5・6位決定戦
 下市 21-16 紀和B
     22-20

 参加チームの選手の皆さん、そして指導者並びに保護者の皆さん、お疲れ様でした。来年は県立橋本体育館メインアリーナで開催できる予定ですので、またのご参加お待ちしております。
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# by kiwatinker | 2006-10-10 09:55 | 活動報告

橋本市民総合体育大会

 どんなに小さな大会でも、改めて準備から後片付けは大変です。
 大会当日も、参加してくれる選手に“おもてなし”ということでたくさんの柿を差し入れてくれる人、そしてそれを朝から皮むきをして食べやすい一口サイズにして下さった保護者の方々、応援はもちろん最後の最後まで掃除や後片付けを手伝って下さった皆さん、本当に感謝感謝です。『支えるスポーツ』を率先して下さる姿は、きっとご家庭でもすてきなお母さんなんだろうと考えていました。
 6年生にとっては小学生としてのバレーも残り数ヶ月、年明けに新チームができたころと比べると数段の進歩がみられます。
 特に今大会は左右のエース2人のスパイク決定率が向上している点です。「ふかす」「ネットにかける」の4連発・5連発は日常茶飯事のことでしたが、クロスにストレートに3連続決めてくれた時には、チームの盛り上がりも最高潮。バックから上がってくる2段トスを空中でうまく体幹を使い打ち返す自然な身体の流れは、まさしく自然体バレーのたまものだとひとり悦に入っていたものです。
 まだまだネット際でのプレーのミスは目立つものの(このような細かいプレーは練習してないもんね。選手のみんなゴメンよ!)、11月の県大会を目指して自然体バレーの向上にガンバロウ!(だけど来週は地方の秋祭り。きっと参加人数すくないだろうな・笑)
 結果は『活動報告』をご覧下さい。
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# by kiwatinker | 2006-10-10 09:23 | 一粒百行
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紀和ティンカーベルズ


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