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曲線運動

 自然界にはまっすぐなラインはほとんどないと言われている。動物達もその動きや身のこなしは曲線運動が圧倒的。人間も対角螺旋の動きが最も効率的だと言うことは、進化の中で証明されている。
 試合前にサイドラインからサイドラインまで直線的にダッシュを繰り返してウォーミングアップを行っている光景を目にするが、単に体温を上昇させるならそれでも構わないだろうが、やはりもうひと工夫加えたい。
 普段のトレーニングや遊び感覚のゲームでも曲線運動は養える。いかに意識してそのような練習メニューを組むか。遊び感覚のゲームをどのくらい導入できるか。そしてそれをどのように実戦につなげていけるか、頭を軟らかくひとひねりしてみたい。
 選手も指導者も実戦練習になると大きく目を見開き、血眼になる前に、コートの中でボールに対して縦横無尽に動けるよう、この辺りから興味を持ってほしい。
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by kiwatinker | 2010-07-31 07:53 | 一粒百行

砂利道

 何かがうまくなるためにこれを行うのではなく、これを行っておくことで、多くの面で波及効果を期待する・・・そんな考えの基で行ってみたい。
 片田舎の我が町でも日常生活に使う車道はもちろん、歩く道さえもすっかり舗装され、砂利道を探すのに苦労するようになった。大小の石ころや小岩の表面が凸凹を作り、細かい砂利で滑りやすくなっている。このような道が山間の自然公園の中には、少しではあるが見つけることができる。
 この砂利道をランニングしたり、早足でジョギングすることで、足のあおりを鍛え、足首の関節や周囲の小さい筋肉をトレーニングすることができる。膝関節や股関節の柔軟性を養い、車のサスペンションの役割を骨盤周辺に作り上げる。腰から下のケガの予防や軟らかなプレーの基礎作りにきっとなるに違いない。
 残念ながら屋内競技のバレーボールでは、フラットな床面のためどうにも期待できないが、なんとか砂利道のごとくできないものかと考案中。思いもかけないスーパープレーは、こんなところにヒントがあるかも。
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by kiwatinker | 2010-07-30 10:16 | 一粒百行

知覚力

 腕や脚は、大きな筋肉を使ってからだを動かすために何ら問題はないのだが、胴体操作によって骨盤周辺の筋肉や骨を思うがままに操るにはちょっとしたコツがいる。それが知覚力。
 骨盤の突出部分を指先で触れてみて、微妙な関節や骨の動きを知覚することができたり、長さの変化しない筋肉の伸び縮みを知覚したりすることができるだろうか。年を重ねるごとにドラム缶化し、一枚岩化する胴体(笑)を縦横無尽に動かすようにするには、日々努力も必要。
 こんな時こそ解剖学や生理学の知識を用いて、脳に新たな情報をインプットし、記録、強調した上で、からだを動かし変化をもたらすアプローチ法を「イメジュリー」と呼ぶことを知った。
 中学生も後半、高校生にもなると、この「イメジュリー」をうまく利用したトレーニングが功を奏しそうだ。
 ただし「イメジュリー」を使わなくとも良い年齢もある。感の良い方ならお分かりだろう。そう“つ”のつく年齢。無限大の可能性!
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by kiwatinker | 2010-07-29 08:23 | 一粒百行

運動生理学

 熱中症のために救急車で病院に運ばれる人の数が急上昇している。残念ながら亡くなられている方々も多い。
 水分補給についてはやかましく言われているが、科学的な裏付けは体内の水分量や細胞内のイオン、すなわち生理学に基づいて検証されている。
 トレーニングを行って筋力を高め、パワーをつけ、ジャンプ力を伸ばすことも、真夏の暑さに耐えられるスタミナを養うことも、全て運動生理学が基になっている。
パス、レシーブそしてサーブ、これらの技術においても、どのような練習を行えば上達するかよりも、あらゆるスポーツそして万人が共通するからだのしくみを知るほうが、一見遠回りのように思えるが、現場での選手のプレーの良さや違いを見つけるヒントになりやすい。
 もちろん大人と子供では発育発達の違いはあれど、東京と大阪の子供の違いや、アメリカと日本の子供の運動生理学の違いはほとんど報告されていないのだから万国共通のはず。(ただし、皮膚の色の違いによる太陽からの耐熱の違いはある。)
 ママさんパパさんの生涯スポーツから、アスリートはもちろんジュニアスポーツまで、Aの練習を行えばBが上手くなってくる発想ではなく、Cの運動生理学が分かればDの練習が必要になってくると理解しやすくなる。
 だからこそ自然体バレーのドリルは何ひとつ無駄なものはないのだ。興味をそそるドリルから手をつけたいところだろうが、いきなりのそのドリルが、実際に行う選手の運動生理学に沿っているだろうか。
 時間はかかるだろうが、勉強するだけの価値は充分。
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by kiwatinker | 2010-07-28 08:09 | 一粒百行

胴体操作と動体操作

 陸上や水泳は、約200個の骨と約400個の筋肉を選手自身が思うがままに動かすことができれば、記録も向上することだろう。動きのきっかけをつくる役割を、胴体操作と呼んでみた。主に股間節、骨盤を含む胴体が、自由自在に操られることで、手足に波及していく。
 バレーボールや野球に代表される球技系のスポーツも、もちろん胴体操作は大変重要。そして選手自身の方向へ飛んでくるボールに対しても200個の骨と400個の筋肉を合わせ動かせることができるということを、動体操作と呼んでみた。
 胴体も動体もどちらも大切なことは言うまでもないが、バレーボールの場合(他の競技も似たり寄ったりだろうが)、小学校低学年で始めたばかりの子供にも、基本技術と称してオーバーやアンダーのパスからの練習が多いような気もするが、アスリートとして将来の伸びシロを大きくするためにも、胴体操作と動体操作をきちんと区別し、認識しながら練習する工夫が必要になってくるだろう。
 ただ指導者泣かせの難点は、身長や体格のように静止状態で判明するものではないこと。操作とは動きの中で骨や筋肉を意のまま、それもメカニック的に正しくとの条件がつく。
 そしてどちらの操作も上達するのは、選手自身の感覚が最も重要であることを付け加えよう。猛獣の調教ではなく、ピアノの調律のように。
 言葉遊びにしてみた「どうたい」。ちょっとレベルの違う選手達の「どうたいそうさ」が楽しみ。
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by kiwatinker | 2010-07-27 10:05 | 一粒百行

加速

 バレーボールのスパイク、野球のピッチング、バドミントンのスマッシュ、テニスのサーブ、ボクシングのパンチ、卓球のスマッシュ、陸上のやり投げ、相撲の投げ技、全てが同じカテゴリーとすぐに理解(わかる)ならかなり身体メカニズムに明るい方。いや、かなりどころか上級のボディコントローラー。
 上記の全てが「片腕を加速させて競うスポーツ」のグループ。もちろん道具の有無、ボールの大小による枝葉末節は違っても、からだを動かし片腕を加速させる原理原則は全て共通。それが骨盤の動き。
 骨盤には30に及ぶ大小の筋肉が付着している。これらの筋肉が総動員されれば、今までに経験したことがないような骨盤の動きが生まれる。ほとんどの人が見落とし、見抜けない骨盤の身体操作が、片腕を想像できないぐらい加速させてしまう。そして“片腕”ばかりではなく、実は両脚そして反対側の片腕まで加速させてしまうのである。骨盤の身体操作が多くの“反射”を起こさせ“慣性モーメント”を小さくさせ、見る者を魅了するキレのあるパフォーマンスにつながる。
 最大に片腕を加速させ、他の手脚も理想道理の加速をさせるドリルは、アスリート用、大人用、初心者用、子供用と別々ではないのである。体格・筋力の違いはあっても、骨格や筋肉の設計図や制御回路は世界中みな同じなのだから。
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by kiwatinker | 2010-07-26 09:09 | 一粒百行

フリーポジション

 小学生バレーは、「フリーポジション」 文字どうり、自由な位置どり。たぶんローテーションのあるルールより誰もがどこからでも、スパイクを打てるようにと意図されたものではないかと勝手な解釈をしているが、実際はもっと拡大解釈をされ、スパイク専門、セッター専門、そしてレシーバー専門と細分化され、勝利の為に促成栽培の感は否めない。単に背が低いからレシーバー専門になり小学生の間、ほとんどスパイク練習しない選手もあると聞く。
 ティンカーベルズでは、練習では全員スパイカー、全員セッター、全員レシーバーのドリルを繰り返す。試合の時はその中で、適任かな?と思う選手を選ぶが、将来、体格も変わりチーム事情や本当の適性が今から分かるはずがないと思っている。
 過日、体験に訪れてくれた選手のお母さんとの会話の中で、そのお母さんも小学生の時にバレーをしていたそうである。ポジションはバックセンター。当時のルールだとサーブも打つ必要はなくレシーブに徹していたそうな。お陰で現在、ママさんバレーを楽しんでいるそうだが、サーブに苦手意識があるとのこと。何をか言わんやである。
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by kiwatinker | 2010-07-25 06:12 | 一粒百行

堺ユースサッカーフェスティバル

 最寄りの私鉄駅にも大きなポスターで呼びかけている。今年から始まる大阪府堺市での大規模な高校サッカーの大会。
 まず会場となる堺市立サッカーナショナルトレーニングセンターは、14面のサッカー場を有し、全国から252チーム5,500人が集まり、高校総体前の前哨戦としても注目を浴びることだろうと新聞で報じられている。
 その競技場となるハード面の充実や参加校の総数など、何かにつけて他の競技より先行くサッカー界の先進的な取り組みに驚く。色々な問題も後から浮かび上がるだろうが、とにかくまずはやってみるところに凄味がある。
 他の競技団体もトップアスリートを目指しての「集中強化」は目につくことが多くなったが、「底上げ」は小中高各世代の指導者任せ、と言えば酷だが、なかなか予算がついての事業とまではなっていないはず。
 強いリーダーシップがないのなら、いつまでも待っているより草の根から始動。自然体スピリッツここにあり!
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by kiwatinker | 2010-07-24 07:57 | 一粒百行

スポーツ立国戦略

 今後10年間の日本のスポーツ政策についての原案が、20日に発表された。その中でトップアスリートの育成はもちろんだが、「総合型地域スポーツクラブ」の普及拡大も随所に盛り込まれている。小学校入学前から始まるスポーツライフ、すなわち生涯スポーツの啓蒙にもかなりの追い風が吹きそうだ。
 「総合型地域スポーツクラブ」とは多種目・多世代が一緒になってスポーツを楽しもうとする、地域に根差した自主運営型のクラブを指す。現今のスポーツ少年団にとどまらず、公立中学校の部活動も少子化と指導者不足は深刻な問題だが、地域と連携することで解決の糸口になるかもしれない。
 もちろん全てがバラ色とはいかず、数々の問題もすでに浮き上がってはいるが、とにかく方向性が示されたわけだから、自らのチーム指導に汲汲するだけにとどまらず、スポーツの取り巻く環境、行くべき方向性を知っておくことは非常に大切。
 中体連も地域のクラブチームと学校部活チームが一緒に出場できるよう、ルールの改正を試みている。そして一般のママさん・パパさんスポーツも他種目のスポーツなどほとんど興味はなく、自分達の競技の練習会場や試合の場所探しに四苦八苦しているのが現状では。
 どちらにしても「突然色々言われても現場は困惑している!」と何かにつけてよく言われるフレーズだが、スポーツ少年団も中高部活も一般のママさん・パパさんも、大きな枠組みの中でスポーツを楽しみ、スポーツ文化を高めようとする流れはもはや時代の趨勢。頑固なまでに今までのスポーツスタイルに固執するあまり、先のフレーズを口走るより、積極的に働きかけたり協調し、イニシアチブを握るが先見の明あり。チームマネジメント、外部環境の変化にも充分注意が必要。
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by kiwatinker | 2010-07-23 09:28 | 一粒百行

日常生活とスポーツ③

 熱帯夜のこの季節、朝方ふくらはぎの“こむら返り”を起こす人はいないだろうか。
 また先日のソフトバレー大会のように、レクリエーションのつもりで参加していても、ついつい本気モードに身体を動かし、脚がつってしまい、一所懸命ストレッチをしている光景を見かける。
 原因はどちらも水分不足。日常生活の中でも発汗量は相当なもの。まして軽い気持ちのスポーツでも、からだを動かせば想像以上に汗をかく。就寝中なら軽くストレッチし、回復すればまた眠れるだろうが、残念ながらスポーツの時は、再びプレー続行はほとんど無理。そして多くの場合、頼みの中心選手が起こってしまう。運動量と発汗量が激しいため・・・こんなことで勝負の行方を左右されてはたまらないだろうが、それが起こらないための策を打っていないのも事実。
 日頃の健康管理とスポーツにおける最良のコンディション維持は、決して別々のものではなく普段の生活からが最も大切。
 6月~8月、特に中高生の3年生にとっては最後の夏。毎年の盛り上がりだからこそ、細心の注意を払って欲しい。
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by kiwatinker | 2010-07-22 08:50 | 一粒百行
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紀和ティンカーベルズ


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