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ジグザグ走

 三角コーンを一列に並べて、ジグザグに走っていくトレーニングのひとつ。サッカーの練習風景で良く見かけるが、バレーボールではあまり取り入れられていない。ここはカチコチに固まった頭を柔らかくして、柔軟に取り組みたい。
 三角コーンを等間隔にして一列に7~8個並べてジグザグに走る方法は最もポピュラー。間隔は大きく広げたり、狭くしたりしてバリエーション追加。そして極め付けが、スタート直後のコーンの間隔を大きく広めに位置し、ジグザグ走というよりスラローム走のように走り抜ける。そして次にコーンの間隔を狭くし、最後の2~3個はできる限り狭くする。スタート時は結構なスピードで走り出すことができるが、コーンの最後、ゴール近くになるにつれスピードを落としジグザグになっていく。
 30mダッシュは得意でタイムも素晴らしくても、今紹介した変則ジグザグ走を行うと、コーンにぶつかったり上手くジグザグできない選手がおもしろいほど多くなる。足のステップではなく、ほんのわずかな体幹部分、へそ下丹田のあたりの切り返し、コーディネーション力がものを言ってくる。
 同じパターンの動きが得意な選手は確かに多いが、実戦では実に色々なことが起こりうる。“わざと差をつくる”ジグザグそうにも遊び心と裏付けで、人とは違う神経回路が養える。
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by kiwatinker | 2010-06-30 08:12 | 一粒百行

同じ動き

 今夜遅くにはW杯の決勝トーナメントが行われる。またもや日本中が熱狂すること間違いなしか。
 各新聞社もW杯の紙面が多く、毎日興味深く目を通す。そんな中、特に目を引いたのが下の写真。対戦する2チームの選手がボールを追っかけて急停止。全く同じ動き。わずかなシャッターチャンスに、カメラマンの心理はどうだったのかと興味は尽きないし、たった1枚の写真にからだの不思議さを次から次へと連想させ、身体メカニズムを考えながら脳はフル回転。
 世界中のサッカーによるトップアスリートが集まっているわけだから、単に勝ち負けに一喜一憂しているだけではもったいない。視点を変えれば楽しみ方は何倍にもなっていく。
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by kiwatinker | 2010-06-29 09:18 | 一粒百行

キャプテン

 創部以来、8年目。当然8代目のキャプテンがチームをまとめる。昨日は2代目と4代目のキャプテンが練習に顔を出してくれた。
 小学生スポーツだと技量の高い選手が、おのずとキャプテンに選ばれる傾向が多いと思うが、2代目キャプテンは技量よりも日常の生活態度や話し言葉が実年齢以上にしっかりしていた。確か県大会出場ために一泊二日の宿舎の中でも、キャプテンになる前の年、すなわち5年の時に夕食後のテーブルを誰に言われることなく自主的にきれいにふきんで拭きとってくれたことを、昨日のように想い出す。明らかに何気ない振る舞いが違った。
 確かにバレーボールを通じて集団生活を営み、そこから学ぶことも数え切れない。核家族化する今時の家庭では学べないことも間違いなくたくさんあることだろう。そして家庭における躾や何気ない仕草やマナー、気配りが発揮され現れるのが、家から離れた親の目の届かない瞬間かもしれない。
 自然体バレーの目指す「人間学」は、キャプテンに限らずバレーボールの集団で過ごす時間と、家庭での躾とがうまく融合されれば、充実していくのである。
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by kiwatinker | 2010-06-28 09:28 | 一粒百行

10セット

 ほとんどこちらから練習試合など申し込むことなどないのだが、練習交流会の会場が和歌山最大の体育館であるため、選手達にも良い経験になると思い、毎年参加させて頂いている。ティンカーベルズにしては10セットはかなり多い。もちろん相手も変わるのだが、その相手チームが本日行われる全日本小学生県大会予選の出場チームが多かった。結果は3勝7敗。負けたセットでも15点以上の試合が5セットはあり、観戦し応援して下さった保護者の方には、週に7時間の練習での善戦に暑さを忘れて見い入って頂いた。
 夏休みの全国大会目指して各チームとも頑張っていただきたい。こちらはゆっくり亀さんのごとくあわてず歩みたい。その証拠に一時帰省の先輩達が、成長の跡を見せてくれている。
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by kiwatinker | 2010-06-27 06:36 | 一粒百行

子供の頃から・・・

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 サッカーW杯。見事予選リーグ突破。決勝トーナメント進出の立役者、本田選手の写真が2枚。左が現在の本田選手。そして右は彼が保育園時代の写真。あまりの見事さに思わず笑ってしまった(笑)ものの見事に腕と脚がD2ライン上を動いている。見方を変えれば、野球のピッチングモーションであったり、バレーのスパイクモーションにもつながる。
 もうひとつの驚きは、トップアスリートに成長した本田選手の、15年以上前の保育園時代とを見比べれば、全く一緒。当然、体格・筋力・パワーは違って当然なわけで、保育園当時から今のような強烈なシュートを放っていたはずは毛頭ないのだが。身体メカニズムに沿ったモーションは、トップアスリートも保育園児も全く変わらない。サッカーに限らず、バレーボールも当然同じ。
 子供の頃から教えておかねばならない順番がある。先に行きたがるのは子供ではなく、大人ではなかろうか。
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by kiwatinker | 2010-06-26 08:11 | 一粒百行

主人(あるじ)

 おでぇ~ましぃ~(笑)ようやく主人が「健清庵」にお越しになった。
 塾頭が朝来のMさんの車にゆられて、午後3時頃到着。車の後部にはたくさんのアルバムや本。そして何より塾頭のマンションのリビングにあった丸テーブルと回転イス、そしてリビング中央に居座っていたテレビまでもが一緒にやってきた。まだある。Mさん宅からも昔懐かしい卓袱台までもが。
 すでに京都のTさん、地元からK監督も先乗りし、皆で一緒に運搬作業。庵内を一通り見回した後は、運び込んだ丸テーブルに座って一服。ズラリと並んだ資料を見ながら何やら考え中。
 そうこうするうちに、Wさんも合流。買い出ししてきた刺身やサラダを、沖縄の田場さん宅で作られた陶器のお皿の上に盛り付け、初めての庵でのパーティで乾杯。塾頭からは昔懐かしい想い出話や、早くも次から次へとアイデアが浮かび、宿題も頂いた。
 昨夜は6~7人の小宴であったが、15人程度なら充分に入るスペースはあるので、8月のバレー塾はぜひお楽しみに。
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 奥にあるのが塾頭宅から運び込まれた丸テーブルとテレビ。陶器のお皿に盛りつけられた料理で乾杯へ。
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 資料に囲まれ、昔懐かしいノートに見入る塾頭。
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by kiwatinker | 2010-06-25 08:43 | 一粒百行

力を抜く、脱力、リラックス

 大リーガーのイチローも松井も、プロゴルファー遼くんも、オリンピアンメダリスト室伏も、阪神タイガース鳥谷も、みんな新聞のインタビューや雑誌に答えている。言い回しは違っても、トップアスリートに共通している認識は、大事な場面でいかに「力を抜き、脱力し、リラックス」できるかを。余分な力が入ることでパフォーマンスが低下することを、彼らははっきり分かっている。
 自然体バレーの講義の中でも、「次に動くことができる筋肉は、今脱力している筋肉である」と。「なるほど~」と分かってみても、なぜかコートの中では肩に力の入る力強さが好まれている。
 ゴルフではグリーンの上でパターとボールのインパクトの瞬間、肩に力が入り数ミリのずれが起これば、ホール手前でボール1個分違ってくる。プロならスコアひとつの違いが賞金に大きく左右されるわけだから、本当にデリケート。
 上記のスポーツはバットやクラブなどの道具を使うため、より「力を抜く、脱力、リラックス」の重要さが認識されやすいのだろうかとも思う。道具を持たずに素手の感覚で勝負するバレーボールは、どうしてもパワフル、力強さ、目一杯頑張れば何とかなる式に考えがちか。
 明日の朝にはサッカーW杯の予選リーグの結果が出る。フォワード本田選手がゴールを決め、試合後のインタビューで先のキーワードが使われれば、もうダメ押し!
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by kiwatinker | 2010-06-24 08:22 | 一粒百行

起き上がり

 20代後半、動きが鈍くなったなぁーと実感し始めた動作のひとつが、起き上がり。草野球でも20歳前後ならスタンディングのスライディングが可能だったが、年を重ねるごとに困難に。
 小学生でも直線を全力で走ったり、高く飛んだり、反射能力を調べたりと、数字で計れる身体能力は判りやすいが、“起き上がり”を計測することは先ずない。
 モーションバランスのひとつ「背筋バウンドダッシュ」。方法についてはドリル集を参考されたいが、上手くできる選手とそうでない選手は、起き上がりのスピードによるものと、毎週の練習の中で実感している。簡単に言ってしまえば、身のこなし、巧みさと呼ばれる種類のもの。
 素早い起き上がりには、脳が関与する“立ち直り反射”も大いに関わっていると見る。バレーボールではレシーブ時にフライングを始めとする滑り込み動作も多い。次のプレーに移すため、いち早く起き上がり、態勢を整える作業が必要だが、優劣はあまりに短い時間のため、さほど問題に上ることはない。
 「背筋バウンドダッシュ」では筋力を使って、ボールを高くバウンドさせても、次の起き上がり動作の鈍い選手は目に付く。されど起き上がりのスムーズな動きは、今後の可能性を十分に感じさせてくれる。
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by kiwatinker | 2010-06-23 08:15 | 一粒百行

スリーマン

 「『日本にはスリーマンという、世界では真似のできない伝統的な素晴らしい練習方法がある。しかし、試合で活かされるかどうかは疑問です・・・』2001年に行われたFIVBアジアコーチのセミナーの席上、日本人の指導者相手に外国の金メダル監督が言った言葉です。つまり『あなたたち日本人は試合で役に立たない練習をたくさんやっているのです。それでは世界では永遠に勝てないでしょう・・・』と言われているのと同じことなのです」

 資料の整理中に見つけた、塾頭が某バレーボール雑誌に執筆された論文の頭書きである。中身にはスリーマンの良い点、悪い点がわかりやすく説明され、読む者を納得せしめる。小さい頃からなんの疑いもなく、スリーマンを行い、行わせていただろうが、出発点・発想の始まりが世界では違うことを頭の片隅に入れておいて損はしない。
 確かに自然体バレードリルの中にも、「さぁーこいレシーブ」はあるが、会場中に広がってのドリルのひとつであり、コートの中で1組だけが汗を流す練習メニューはない。
 2001年に行われているセミナーでの警告ではあるが、その後早くも10年が経つ。相変わらず練習メニューの定番から外されてはいないような気がする。
 普段から“かたよらない、こだわらない、とらわれない”そんな考え方で過ごしていきたい。
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by kiwatinker | 2010-06-22 09:12 | 一粒百行

ティンカー部屋

 ティンカーベルズの一期生達は、今年19歳になっていく。みんな元気にしているかな?毎年卒団していくが、巣立っていく選手達の想い出がぎゅ~っと詰まった部屋が完成しつつある。
 自然体バレー資料館「健清庵」の一室がティンカーベルズの部屋、略して“ティンカー部屋”。卒団していった選手達のパネルが勢ぞろいした。今の5・6年生達も低学年だった頃のかわいい写真がいっぱい。
 ティンカー部屋に展示しようと自宅の書棚を整理していると、第1回と第2回の“自然体全国フォーラム”の資料も出てきた。あぁ~懐かしい。その際に使った寸劇の小道具まで大切に保存してあった。もちろんティンカー部屋へ。
 発足以来の毎月の“ニュースレター”や“ピーターパン通信”もパソコンにデータとして保存してあったため、プリントアウトして展示の予定。まだある!毎年卒団生に送っていた“CDアルバム”も復活させてみたい。自然体バレーの資料とともに、卒団生達が戻って来れる“場所”が出来上がりそうだ。
 “懐かしい”“恥ずかしい”成長していく卒団生にとっては何となくおもがゆい場所だろうが、ただそれだけの部屋ではなく、小学生時代何となく行っていた練習が世界最先端の理由がきちんと隣の部屋に山ほど積まれている。
 卒団生はもちろん、現在の選手達、そして保護者の方々へ間もなく解放の準備進行中。
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by kiwatinker | 2010-06-21 11:17 | 一粒百行
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紀和ティンカーベルズ


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