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多様性

 今年のキーワードになりそうな「生物多様性」。10月には名古屋で生物多様性締約国会議が開催される。環境問題や地球温暖化とも関連し合っている。
 生物は本当に様々な種類が存在し、その多様性と関連性で成り立っているとのこと。そんな大自然を手本にすれば、ステレオタイプの考え方や皆と同じ行動が、いかに不自然か理解できる。ただしいくら多様性とは言っても、ひとり攻撃的であったり反自然的な生き方は淘汰されてしまうよう、自然界の法則で成り立っている。
 だからこそ人間の場合は、多様性にだまされないよう、東洋の古典であったり西洋の聖書によって軸を作っているようにも思われる。
 軸がぶれずに多様性を発揮できるか。スポーツ界もそろそろ多様性が現れ認め合う時代に入っていかねば、そして後世に伝えることこそ多様性の本来の意味である。
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by kiwatinker | 2010-05-31 10:42 | 一粒百行

ステップ

 バレーボールでは、足の運び、すなわちステップが非常に大事。しかもランニングのような何十メートルも走るのではなく、一、二歩あるいは二、三歩の勝負が多くレシーブもスパイクも同じようなもの。普段のトレーニングとして「鬼ごっこ」は、絶好のそれに当たる。
 ティンカーベルズの選手の中には、バレーボールと同時に、バスケットボールを行っている選手や以前にハンドボールを行っていた選手がいる。そんな選手のステップ、足さばきを見ているとそれぞれのスポーツ特有の動きを見せることがある。もちろんバレーボールに“今は”、直接結びついていないのだが、バレーボールの動きではかたずけられない咄嗟のプレーに現れるのではないかと選手たち以上に小生がわくわくしている。当然小学生の間にはお目にできないかもしれないが、“将来”のスーパープレーにきっと繋がってくる。狭義のバレーボールだけしかやっていない選手に比べて動きの宝物が多いわけだから。非常に楽しみ。
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by kiwatinker | 2010-05-30 05:21 | 一粒百行

 辞書で調べると、「間をあける」「間が悪い」「間の取り方がうまい」「間が抜ける」「間一つ」「間合い」と並ぶ。」
 スポーツの最中は「タイミング」で片付けられそうだが、やはり日本語、特に漢字に置き換えてみると、ビミョーな“間”が読み取れる。
 選手がボールに対する“間”であったり、指導者が選手に対して距離的な“間”であったり、声かけをする“間”であったりと。“タイミング”に比べて“間”は時間的な粘りが感じられるのは小生だけだろうか。
 スポーツだけに限らず、この“間”はとても大切な気がする。
 「三間(サンマ)」小中学生にはこんな“間”もないと言われ出した。「仲間・時間・空間」問題が大きくならないうちに、解決策を考えて行動に移さねば。
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by kiwatinker | 2010-05-29 08:18 | 一粒百行

時代が変わってきている

 毎週月曜日の夜に行っているココクラブ。トレーニング専門のこのクラブに、小中学生を中心に毎回50~60名の選手が集まってきてくれる。
 入会希望者には、保護者と選手のおふたりに面接を行っているのだが、最近面接を行った少年野球を練習している選手のお父さんから「上達屋に通っているんです」と打ち明けられた。“上達屋”とは、元プロ野球コンディショニングコーチの経歴を持つ手塚一志氏の野球を中心とした、アスリートのための技能上達道場のことである。
 脊柱の回転をファーストスピンと考え、上腕部を中心とした回旋運動をセカンドスピンと考え、この2つのスピンの掛け合わせによる「Wスピンの運動原理」を発見した人物でもある。スウィング系のスポーツ、野球、テニス、ゴルフ、ボクシング、卓球、そしてバレーボールのスパイクも全てこの原理に当てはまる。
 そのお父さんから「慣性モーメント」「伸張反射」「重力」「遠心力」そんな言葉が次から次へと口から出る。「上達屋」に通うために、色々な用語や身体操作のエッセンスをしっかり勉強しているようだ。正直、その情報量はもはや昔取った杵柄で指導している少年野球指導者を大きく上回っていると思われる。
 「バットとボールにむかって最短距離で上から下に向かって振れ!」とは、小生達も信じて疑わなかった常識でもあるが、実際のスポーツサイエンスではもはや全く違ってきていることが分かってきている。
 指導者以上に子供のために色々勉強している大人が増えてきていることは間違いなし。動きにムダがなく、連鎖効率も高い美しい動きに、少しずつだが気づき始めた人達が間違いなく現れ、時代が変わってきてる予兆を感じない指導者はさみしすぎる。
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by kiwatinker | 2010-05-28 09:19 | 一粒百行

タンス

 指導現場では“引き出し”が多いほど良いとされる。
 そんな引き出しも家の中に積み上げておけば、格好も悪くほとんど邪魔。引き出しをきちんと収納するために、枠組みが必要。枠組みに引き出しをはめこめば、タンスとなって家の中にもけじめがつく。
 引き出しもひとつ間違えば単なるHowToになってしまうが、背景にある原理原則、すなわち枠組みを知れば知るほど、引き出しのおさまりが良くなる。
 枠組みと引き出し、両方あってこそのタンスである。
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by kiwatinker | 2010-05-27 09:26 | 一粒百行

受け身

 春から長男が専門学校に通い始め、授業で柔道を習っている。もちろん道着を着用し帯は真っ白、全くの初心者である。
 たとえ小学校低学年でも大人であっても、柔道の習い始めは“受け身”から。畳の上に腰を曲げて前かがみになり、手の位置を決めてぐるっと回転する、前方受け身。またはしゃがんだ姿勢から後方におしりをつけて倒れていく、後方受け身。どちらも腕をうまく使って畳を叩きつける。腰や背中の一点に重力を受けることなく、前腕を使って畳を強く叩きつけ、重力を分散させることにつなげる。すなわち我が身を守り、ケガを予防するため。
 黒帯の高位段者は攻撃的な投げ技はもちろん得意だろうが、受け身も格段にうまいため、長年の競技生活でも割合ケガも少なく、柔道一直線を送っておられる。
 普段の稽古でも“受け身”から始めることは常。専門的ウォーミングアップにもなり、交感神経を興奮させ、筋温を上昇させ、心配機能をも準備させている。昔古来の武道の中にも、スポーツ医科学エッセンスが脈々と受け継がれている。
 時折、骨盤、特に左右の腸骨陵のあたりを青紫に内出血させて来院してくれるバレーボール選手を見受ける。ボール目がけて“ファイト一発”フライングレシーブは士気を高める効果は抜群だろうが、いつもケガとは隣り合わせ。骨盤部分にタオルを挟み込みプロテクター代わりにしているが、何度も繰り返しているうちに骨膜骨折や剥離骨折につながってくる。
 柔道の“受け身”までとは言わなくとも、「姫座り、尻すべり、ローリング」をもって、バレーボールの受け身技術も獲得せねば。
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by kiwatinker | 2010-05-26 08:23 | 一粒百行

ドッジボール

 子供達はなぜだかドッジボールが大好き。先週末も市内の小学校単位、或いはクラス単位でチームを作って出場できる大会が開催された。少年野球に少年サッカー、柔道、剣道、そしてバレーボールの選手達も、この時ばかりは競技を通り越して俄然元気になってくる。
 我が家の末娘の大会前の1週間は“朝練”まで行う熱の入れよう。大会当日も、自然体バレー塾を開催する大きな体育館が小学生でいっぱい。駐車場も相当台数のスペースがあるが、満車になり体育館裏まで誘導される。応援団もかなりの数に膨れ上がる。
 野球、サッカーそしてバレーボールはもちろん、その他のスポーツ選手達が普段行っているスポーツより一層駆り立てられる魅力は一体何なんだろうか。
 まずはクラス単位でチームが結束できる。次に専門的な指導者が特にいるわけでもなく、自分達で創意工夫して練習を行っていること。イベント大会なので毎週、毎日練習があるわけでもなく、運動会のように徐々に機運が盛り上がり、大会当日を迎えるため、保護者も当日だけの弁当作りにそれとなくワクワク感がつのってくる。
 特にウォーミングアップやクールダウンを熱心に行うわけでもなく、ボールの投げ方にも確かに疑問符はつくが、多くの小学生家庭における現代気質をうまくついているように思える。“イベント集客力”はやはり参考にしない手はない。
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by kiwatinker | 2010-05-25 09:41 | 一粒百行

チーム名

 アメリカ三大プロスポーツのチーム名は、例外なく都市名が冠にあり、愛称が続く。都市文化として発展してきた歴史が顧みられる。ヨーロッパのサッカークラブチーム名も同じ。
 国内に目を移すと、Jリーグは地域密着型を旗印に、チーム名がズラリと並ぶ。対比されやすいプロ野球も、企業名はもちろんだが、今は都市名も盛ん。北海道日本ハムファイターズや千葉ロッテマリーンズが好例。その流れに逆行するのは、セリーグの数チームだけ(笑)
 バレーボールも含め、プロリーグが未だ存在しない種目は、やはりスポンサー企業に頼らざるを得ないため、企業名が前面に出る。ユニフォームの企業名は宣伝広告費とみなされ、経費として計上できるがゆえ、アメリカとは違うスポーツ背景が見られる。
 小学生スポーツでは、圧倒的に小学校区や地域名を使っているケースが多い。「紀和ティンカーベルズ」の『紀和』とは、和歌山と奈良がその昔、“紀州”と“大和”と呼ばれていた時代の名残から、呼ばれていた地域名を指す。ティンカーベルズは、ご存じディズニーのかわいいキャラクター。主人公を一層際立てる名脇役ではあるが、その存在はピカイチ。
 では、その主人公とは?選手ひとりひとりの胸の中にいることだろう。
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by kiwatinker | 2010-05-24 08:59 | 一粒百行

ミニバス

 過日、知人の小学生ミニバス指導者と話しこみ、初めてルールも詳しく知った。一言でいえば、ミニバスの「普及」これに尽きる。コートやボールの大きさ、リンクの高さは中学生と違うことはもちろんだが、1チーム10人で、コートの中は5人だが、四つのクォーターの中で、ひとりの選手が二つまでのクォーターでしか出場できず、10人全員が出場しなければならないそうだ、ひとりだけ飛び抜けた高身長の選手がおり、そんな選手に頼り切ったプレーをしていても、なかなか勝ちきれないらしい。また1チーム24人以上いるチームは、(大会等に出場資格を持つ選手を指す)強制的に2チームに分かれて出場させねばならないらしい。特定のチームが勝利することのないよう始めからルール設定されているようにも感じ小学生にとっては適応していると思った。その指導者は、これらのルールが足かせとなり、なかなか勝てない理由を嘆いてはいたが、世界の小学生スポーツの世界標準に合っていることを説明してあげると、納得していた模様。確かに、小学生への「普及型ルール」が必ずしも日の丸を背負うトップチームの強化に綱がろとは限らない。特に日本のバスケットはオリンピックからも遠ざかり苦戦を強いられてはいるが、きっと花が咲き、実を結ぶ日もそんなに遠くはないはず。
 さてバレーボール、フリーポジション制と呼ばれる、固定シフト、言葉とは全く別物に代表されるように、「普及」も「強化」も人気に胡坐をかいていると、バスケットボールにアッと言う間に追い越され、水をあけられる可能性を感じた。橋本市だけでも、男女合わせて約80人のミニバス選手が汗を流している。
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by kiwatinker | 2010-05-23 06:32 | 一粒百行

リハビリ

 ケガからの回復を目指す第一ステップは、関節可動域を正常に戻すこと。実際のプレー中はほとんど気にかけてはいないだろうが、各関節が本来動くべき範囲は最も大切になってくる。
 二番目に筋力の回復。足首のけがでギプス固定されてしまった後のふくらはぎの筋肉など、瞬く間に弱くなってしまう。
 最後はパワー。筋力の回復と、スピードが回復してくると、ケガをする以前のプレーに戻ってくる。
 もう一度整理してみると、①動きの回復、②筋力の回復、③パワーの回復、となる。ケガの重軽度にもよるが、10日間から3カ月、あるいはそれ以上の期間を要してリハビリしていく。
 ここまで説明してきて、気がついただろうか。①動きの獲得(小学生時代)、②筋力の獲得(中学生ぐらいから)、③パワーの獲得(高校生以上)、約10年以上をかけてパフォーマンスを向上させていく順序と全く一緒。
 リハビリも競技力向上も、人間が持っている再生能力や発育発達過程に逆らっても、結果は決して良い方向へは進まない。
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by kiwatinker | 2010-05-22 08:09 | 一粒百行
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紀和ティンカーベルズ


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