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筋力

 小学生から大学生・社会人まで、大会公式戦の多い季節。当然、中高の3年生にとっては最後の大会ともなりうる。勝ち負けは別として、ベストコンディションで出場させてあげたいと常に考えている。しかし、大会前にケガをした慢性痛と闘っている選手も後を絶たない。
 特にギプス固定をした後は、著しい筋力低下が見られる。リハビリのイロハとしては、まず関節可動域を回復させ、次に筋力をケガした前の状態に戻すことが大切。しかし関節可動域が回復しだす頃には、痛みもかなり楽になる。この頃が回復期の一番危ない時期。早く復帰したい気持ちから、痛みの有無が判断基準の一番となり、「痛みがなければ全快」となってしまう。
 特に病医院でのリハビリは、筋力よりも先に筋持久力の獲得に入るのが一般的。その違いはなかなか説明しづらいので省略させて頂くが、スポーツに必要なリハビリ:アスレチックリハビリテーションが必要と言われる大切なポイント。スポーツに必要な最大筋力を元の状態にまで回復させ、次にスポーツに必要な筋持久力を回復させたい。
 ラストゲームになりうるタイムリミットはあるのだが、可能な限り筋力を高めたい。1年でも長く選手として楽しみたいママさん、パパさん選手達にも通じる筋力についてであった。
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by kiwatinker | 2009-06-30 08:31 | 一粒百行

フェイント

 ゲーム型式の練習では高学年にもなれば、フェイント攻撃も時々見られる。また攻撃側が意図しなくても、不規則な返球でフェイント的な刺激になってしまうこともある。それらに対して選手個人個人の反応の良し悪しがしばしば見られる。そんな練習風景を見ていて、確認してみたいことを思いつき、自宅の書棚を探してみた。
 まずは文献から。
 「先回りして行うことをフィードフォワード、何か起こったことを確認して行動を修正していくことをフィードバックという。スポーツではフィードフォワードのようなことが必要な場合と、フィードバックが必要な場合の両方があり、フィードバックによって起こす動作として切り替え動作がある。」
 「切り替え動作とは、すでに始まっている運動の方向を変えることである。反応動作とは違って、必要な筋肉を支配している神経細胞の興奮性をある程度まで高めなければならないという部分が省略され、比較的短い時間で行うことができると考えられる。脳は同時に2種類以上の異なった運動を行うことはできない。」
 「フェイント刺激に対して正反応をだすまでには、①刺激が自分の予測していたものと違うことを確認し、②実行されつつある反応を停止し、③新しい動作のための運動指令を出す、という段階を踏む必要がある。」
 「誤反応をいかに素早く消せるかは、いかに早く間違っていることに気付くか。つまりそれは情報の収集能力と、それを処理する能力に左右されるといえる。非常に切り替え動作の速い選手は、予測はしているけれどもその予測には頼らず、誤反応か正反応かということをいつも見極めるような状況をモニターする能力が高く、運動しながらの反応動作が速いといえる。」
 う~ん、単に背が高い、ジャンプ力がある、がっちりした良い体格のような、見える・計れるだけでは片付けられない要素が脳の中で起こっている。そんなことを頭のスミに入れておきたい。
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by kiwatinker | 2009-06-29 09:34 | 一粒百行

男の子チーム

 妖精たちに混じって、男の子3年生5人と1年生ひとりが、練習に参加してくれている。先に開催されるソフトバレーの大会に男の子チームとして参加予定。昨日の練習でもソフトバレーボールを使って練習。他の女の子チームと対戦するのだが、サーブが決まったり、スパイクもどき(笑)が決まれば、みんなでガッツポーズを決めたり、雄たけびをあげたりと大喜び。別にこちらで教えたワケでもなく、やはり男としての闘争本能が次第に芽生えてくるのだろうか。男の子のバレー選手が激減している中で、頼もしい彼らなのだ。
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by kiwatinker | 2009-06-28 06:46 | 一粒百行

運動記憶

 本屋さんに足を運べば、脳に関するコーナーが幅をきかしている。ちょとしたブームの感は無きにしも非ずだが、専門書を開き難解な語句とにらめっこしながら紐解いていくと、やはり興味深いことがわかってくる。
 まず、運動のうまさが記憶される脳の部位というのは、普通の記憶が残る部位とは違っているそうだ。運動は小脳と簡単に決めつけられないのが、脳の深いところ。
 英単語を暗記したり、漢字を暗記したり、映画のワンシーンを想い出したりすること、言葉で説明できる記憶を「陳述記憶」と呼ぶそうな。しかし運動の記憶は言葉では説明できない。この点が運動記憶の重要な点。
運動記憶の特異な点が他にもある。普通の記憶、陳述記憶は見たり聞いたりを繰り返せば覚えられるのに対し、運動記憶は練習をする以外絶対に覚えられないとのこと。ここがポイント。
 練習試合中、ゲームを中断して大人が熱く語り、今のプレーの反省や2つ3つ前の選手の動きを指摘する場面をよく見かける。選手達も大きな声で「ハイ」ととりあえずは返事している。理解でき、記憶することはもちろん大切だが、運動できる記憶とは全く別物であることが、先の内容から証明されてきているようだ。
 短い言葉で指示や助言をし、1にも2にもともかく動く。運動記憶を刺激せねばならない。
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by kiwatinker | 2009-06-27 10:33 | 一粒百行

ワンマンと1,000本ノック

 バレーボールと野球を代表する猛練習の代名詞か。現役時代はやはり“しごき”のイメージがついて回ったものだ。今から思えば、随分大雑把な練習方法だなあと思う。手に当てるだけでいいのか、捕球するだけなのか、分けて考える必要がある。
 レシーブや守備が下手な選手には、レシーブや捕球できるボール出しやノックが必要。きちんとセッターに返球できない選手、或いは捕球できてもスローイングに問題がある選手は、セッターへの返球またはスローイングに結び付けさせる必要がある。
 しかし、レシーブできないボール出しや、捕球できないギリギリのノックは何のためにやっているか。レシーブできない、捕球できない練習は、やはりそれぞれが上達しない。それは反応の練習になるだろう。右に行くと見せかけ左にボールを出したり、ノックをする。またはその逆もあり。そして下半身の強化を目指すなら、最後に飛び込む様なフライングレシーブやダイビングキャッチではなく、脚を動かし球際まで歩数を稼ぐ必要がある。
 ワンマンと1,000本ノック。考え方によっては、複合的なスキルを獲得できるプラクティスではある。選手側からすれば苦しいばかりの練習だろうが、そんな意味づけを知っていれば、少しは頑張れる糧になるだろうか。ボール出しやノッカーも単に根性試しに終わらず、激しい気持ちをボールに込めても、頭は冷静に。そして、あくまで複合的なスキル練習であることを考えながら臨みたい。
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by kiwatinker | 2009-06-26 10:00 | 一粒百行

浮く?沈む?

 小ブログでは、食べ物の話題は欠かせない。
 スポーツするためには、からだづくりが必要。そのためには食事が大切と連鎖する。しかし、あれもいい、これもいいと口の中に入れるだけでは、決してよくない。出すことも大切。
 トイレ事情。今ではすっかり洋式便座が普及し、中をのぞけば水槽に水が張っている。大きい用を足した後、少し覗いてみて頂きたい。固形物が水の中で浮いているだろうか?沈んでいるだろうか?
 ズバリ、浮いている固形物が良いのだ。“まごわやさしい”食材が充分に摂られ、腸内で充分に栄養素が吸収された残りカスの正体。肉食を中心とした食材のみでは、腸内で吸収されたカス自体も水の比重より重い、悪玉のカスとなって出ている。まだ体外に排出されるだけましなのだが、便秘ともなって長時間腸内に貯溜ともなれば、色々な悪さをし始める。
 これから迎える夏のレジャーシーズン。野外のバーベキューやテーマパークでのファストフードは、想い出とともに確かにおいしい。しかし連日ともなれば、からだにとっては良いことばかりでないことも頭のスミに。10代のスポーツ選手の話でなく、中高年にとっても生活習慣病やメタボに関わる大きな問題。
 毎朝トイレの中での健康チェック。浮いているか?沈んでいるか?チラッと気にかけてもらいたい。あまり臭ってこないうちに、この辺で(笑)
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by kiwatinker | 2009-06-25 09:50 | 一粒百行

こむら返り

 気温がぐんぐん上昇中。こんな時にスポーツを行えば、当然多量の発汗が起こる。夜中に突然、ふくらはぎの筋肉がつる“こむら返り”を起こした方も多いはず。
 主な原因には、発汗による水分・ミネラル・ビタミン群の体内からの流出が考えられるが、発作が起これば悠長に水分補給している場合ではなく、一刻も早く激しい痛みを止めて欲しくなる。
 応急処置としては、先ず膝を伸ばす。痙攣して収縮が治まらない腓腹筋が引き伸ばされる。下腿三頭筋の中の腓腹筋は、足首と膝のふたつの関節にまたがった筋なので、膝を伸ばせば腓腹筋は伸びる。痙攣を治める第一段階。
 次に膝を伸ばした状態で、自分で足首を曲げる筋肉である前腿骨筋に力を入れて、自分で足首を曲げる。すると強烈に収縮していたふくらはぎの筋肉に指令が届き、ふくらはぎの筋肉の痛みがスーッと軽くなる。痛みが消えるその瞬間は、スイッチが切り換わったような感覚を覚える。生理学的には、作動筋を興奮させ、拮抗筋を抑制させるという二重の制御を同時に行っている神経の相反支配と呼ばれる。
 あくまで激痛を鎮める対処法だから、その後すぐにスポーツを続けることができるかどうかはビミョーなところ。こむら返りを起こさないよう、日頃のコンディショニングが最重要。
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by kiwatinker | 2009-06-24 08:02 | 一粒百行

シン・ソマティクス

 ソマティクスとは、アメリカを中心とした西洋で発達してきた「からだの学問」であり、「ソマ」とはギリシャ語で「からだ」を意味しているそうだ。クラシックに始まり数多くの種目のダンサー達は、音楽と共にからだを使って表現することを通じて、内部から湧き上がってくる感覚をすごく大切にしている。
 「ソマ」は他人によって客観的にとらえられた「からだ=ボディ」ではなく、自分だけが感じ取れる「からだ」を指している。例えば「からだが右側に傾いて、右肩が下がっていますね」これは第三者が外側から観察してとらえた「ボディ」。ところが「体重が右足に多く乗っていて右半身がつまっているように重く感じる」自分で内側からのメッセージを感じながら、からだへの理解を深め、感覚を育てていく。数種類のからだの動かし方、レッスンを行い、ダンサーに必要なコンディショニング要素をつくり上げていく。
 「アライメント・バランス・神経と筋肉の協同性・柔軟性・からだの弛緩」と調べているうちに、ダンサーだけでなくスポーツ選手、アスリートの要素として重なる部分がたくさん見えてきた。レッスン方法として、呼吸法や数字に表しにくいからだの動きやら、東洋的な手法も数多く見受けられる。
 鋼のように筋肉をガンガン鍛え上げ、外敵から自己を守る西洋的発想法だけでなく、少なくともダンサー達のからだのコンディショニングとして目に見えにくく、数字に表しにくい調整方法を試みていることに、彼の国の懐の深さのようなものを感じ取った。
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by kiwatinker | 2009-06-23 10:04 | 一粒百行

ウグイス嬢

 県下最大級の体育館、ビッグホエール。昨日、全日本小学生バレーボール選手権の県予選が開催された。
 華々しい開会式。選手達が入場し、本部席前を通過する際にチーム名を紹介し、開会式を盛り上げ、司会進行役を務める“ウグイス嬢”役を、この数年なぜか家内が務めさせて頂いている。早朝より自宅を出発し、閉会式の司会役を務めると、かなり遅い帰宅時間に。
 ウグイス嬢といえば、全国大会規模ではプロのアナウンサーや、高校の各種全国大会にでもなれば、最近は高校の放送部など現役女子高生が務める機会も多くなっていると聞く。
 そんなウグイス嬢に、家内が応募して決して射止めたわけではなく、来賓の方々のお茶くみ役から、急遽アナウンス役が欠席したための苦肉の策である。なぜだか今では本人も変にやる気(笑)があり、朝から気合いっぱい。昨日もどうやら無事に役立ててきたようである。
 7月は県予選が多いため、出番はまだまだ続く。連れ合いとしては、“ウグイス母ちゃん”より本物の“ウグイス嬢”を探して頂きたいものなのだが・・・(笑)
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by kiwatinker | 2009-06-22 10:23 | 一粒百行

朝食

 朝の5分、いや1分といえども貴重な時間。朝の出勤時間帯には、駅前ロータリーの前を猛ダッシュしている若いサラリーマンの姿や、お母さんが運転しているとおぼしき車の急停車の後、勢いよく車から飛び出してくる学生達をよく見かける。
 ゆっくりと朝食を楽しむ時間もないのではと憶測するが、15分いや10分早起きして、朝からしっかり食べて欲しいもの。朝食を食べる習慣が、疲れにくく、ケガを起こしにくい強い身体の持ち主になる第一歩。社会人になっても朝食抜きで昼食のドカ食いではメタボになりやすく、逆に朝食も軽めの食事では栄養素の不足気味で、体調はすぐれなくなる。特に若い女性に多いのでは。
 写真は我が家の朝食パターン。写真を撮るための特別食ではないことを断っておく(笑)生野菜は常備して冷蔵庫に保管し、必要な量だけ。バナナも半分か3分の1にカット。パイナップルは缶詰を利用。チキンはフライパンで焼いて塩コショウ。もちろんおにぎりは朝から握って、ゴマをふりかける。主に家内の仕事になるが、これを面倒がらずにやるか、やらないかは意見の分かれるところ。プラス牛乳やヨーグルト、オレンジジュースでも添えれば、それなりのカロリーと栄養は確保できる。
 
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 毎日のことだからその差は見えにくくても、3~5年もすれば大違い。スポーツしている学生であれ、社会人であれ、その体型に違いが現れ始める年月である。
 スポーツでも仕事でも、ここ一番頼りになるのは、こんな小さな事の積み重なっている誰かかも。
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by kiwatinker | 2009-06-20 10:05 | 一粒百行
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紀和ティンカーベルズ


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