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からだの価値観

 『身長・体重・胸囲とか、走力・跳力・投力というような物質エネルギー的なものが価値の中心ではなく、“高度な情報能力を持つからだがよりよいからだである”というように、価値観の変革がなされなければならない。』
 『高度な情報能力とは、自分の内と外からの情報に対する“高感度の受容能力・高度の処理選択能力・主体的創造的な反応行動能力”をいう。』
 『からだの重さ、筋肉の緊張状態などから生まれる、ある部分Aとある部分Bとに、今存在するエネルギー状態の“差異”を感じとる。AとBとの間の今存在する“つながり”を感じとる。そんな条件のとき、動きは当然の結果として生まれてくる。』
 『動きの感覚とは、からだの中身の差異を感じとり、その変化流動関係を感じとる感覚である。』
 『運動能力が高いということは、その動きに必要な“状態の差異”を自分のからだの中に自由に創りだすことができることである。』

 野口体操の創始者、野口三千三氏の言葉である。北米流の身体能力ではなく、日本独自の“運動能力”がそろそろ広まってきても良いのではないだろうか、といったことを提言している。
 “自然体”なからだの動きについても、共感することが随所にあった。

 明日は小学生バレーボール連盟の理事長と競技部長とご一緒に、和歌山県下8ブロックの指導者講習会に講師として参加します。小生の担当は、テーピングとウォーミングアップです。
 多くの指導者にも知って頂きたい『からだの価値観』。きっとケガの予防にもつながり、効率よいからだの使い方。自然体流のエッセンスを、和歌山県下にも広めたい。
 よって明日は小休止。
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by kiwatinker | 2007-03-31 12:03 | 一粒百行

イマよりも。(続編)

  つづけることが大切なのをぼくは知っている。
  つづけることが大切なのをキミも知っている。
  ぼくは、つづけてきた経験をもっている。
  キミはぼくよりも、
  ながくつづけられるカノウセイをもっている。
  うらやましいな。
  カノウセイの芽にエネルギーをためこんで、
  キミがやりたいことをつづけてごらん。
  じぶんでもビックリするような
  じぶんがまっているよ。



 思わず膝をたたいてウーンとうなった。そして我が意を得たりと感じた。
 イチローに続き、松井がバッティングをした後バットが投げ捨てられ、ファーストベースに向かって走り出そうとしている写真と一緒に広告が掲載されている。ただ続けることを訴えるのではなく、誰でもその可能性を持っていることを賞賛している切り口にも驚いた。
 彼の著書『不動心』にも、昨年の手首の故障からの地道なリハビリや、中学時代から続けている夜間の“素振り”は現在も続けているとのこと、ジャイアンツにいた頃は当時の長嶋監督から夜中に呼び起こされ朝までバットを振り続けたこともあったそうだ。
 彼がチャンスであろうとランナーがいない時であろうと、バッターボックスに入る時に心がけているのは「常に平常心」を保てるかどうか。気合い一杯のガッツを見せるのでもなく、どんな場面・状況であろうとも平常心。その平常心・不動心の域に達するためにも、“つづけることの大切さ”が必要。
 たぶん松井が語った言葉ではなくライターが考え出したものだろうが、琴線に触れる詩(うた)。何かを始めたくなる4月は目前。“ビックリするようなじぶん”を探してみたい。
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by kiwatinker | 2007-03-30 09:34 | 一粒百行

ぎっくり腰

 西欧では『魔女の一撃』とも言われる。
 急に重い物を持ち上げた時、朝トイレでしゃがみ込もうとした時、くしゃみをした時など、腰部を襲う瞬間的な痛みである。ひどい場合は、イスから立ち上がることや歩くことさえ困難なことも多い。誰でも症状の軽重はあっても、経験している方は多いだろう。
 
 医療機関で検査を受けてもほとんどの場合、腰の骨には「異常なし」、シップと安静の指示が出るだけ。ついつい何か家庭療法はないかと模索し、冷えからくるのだろうと早合点、温泉や腰にカイロを貼り熱を加える。結果は寝返りもうてないほどの激痛と悲鳴。冷静に考えれば、炎症を起こしているのだから、そこに温泉やカイロで熱を加えれば火に油を注ぐのと同じ。
 まれに太ももから足先までシビレが現れることも。これは椎間板ヘルニアの疑い。ただし確率的にはごくわずか。ご心配なかれ。
 
 正しい応急処置・家庭療法としては、まずアイシング。腰であってもナイロン袋に氷を入れ、15分ぐらい冷やし続ける。その時の姿勢は、エビのように横に寝て腰を丸めると幾分は楽なはず。2~3時間に1度アイシングを繰り返し、1~2日間安静を保てば痛みは半分ぐらいに。
 何かと忙しい方が多い中、少しの痛みぐらい我慢して腰にコルセットを巻いて出勤する。痛みが軽くなるが、あまりコルセットを長期間着用すると、腰部の筋力低下、筋肉と神経の回路がにぶくなる。骨折をした後ギプスを巻き、外した時には手足が細くなるのと同じ原理。
 ぎっくり腰も痛みが軽くなれば、少しずつストレッチングなど筋肉に刺激が必要となる。しっかりしたリハビリで再発を心がけたいもの。
 
 特にこれからの季節、朝夕の冷え込みはまだあり、日中は気温の上がることもしばしば。確かなデータはないが、1日の気温差が摂氏10度以上の時は起こる確率が高いようだ。季節の変化にからだが慣れていないのでは。
 4月の日曜、早朝からのママさんバレーやお父さんの月イチゴルファー、ファーストプレーでいきなり「激痛!」にならぬよう、くれぐれもご用心を!
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by kiwatinker | 2007-03-29 09:38 | 一粒百行

イマよりも。

  イマよりもとおくへ飛ばせたら、きもちいいじゃない。
  イマよりはやく走れたら、たのしいじゃない。
  きみたちがもっているまだみぬ力は、
  ぼくたちを追いこすためにあるんだよ。
  ムリ?そういってたらなんにもできない。
  なにができるのかをどんどん探さなきゃ
  育てなきゃ 試してみなきゃ。
  スポーツはまだ見たことのないじぶんと
  出会うためにあるんだよ。


 今朝の朝刊。某大手スポーツメーカーがイチローの顔写真と一緒に一面全部を使ったメッセージ広告。イチローが語りかけてくれているようで、前向きな気持ちが伝わってきそう。子供達にとってスーパースターからのメッセージはきっと好感があるだろう。
 最近は確かにこのような前向きなメッセージ、キャッチコピーをよく見かける。そして我々大人も、機会あるごとにこのようなメッセージを発する。それだけ子供達のエネルギーが弱くなっているのか。確かに学力・体力の低下のデーターが示されてはいるが、結局は大人の鏡が子供のような気がする。

 4月も目前、何かするには絶好の季節だ。“疲れたおじさん”ではなく、大人が前向きな姿勢を示して、全てに取り組んでいるところを見せたいものだ。
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by kiwatinker | 2007-03-28 08:54 | 一粒百行

わらび

 春の山菜の代表のひとつ。日当たりの良い里山あたりに成育する。もちろん食べることも可能だが、“あくぬき”をしっかりしなければならない。さて、この“あくぬき”といってすぐに理解できる主婦の方はどのくらいいるだろうか?結構手間ひまかかる作業である。
 小生の家のすぐ隣、山の斜面はわらびの自然発生の地である。年配のご婦人方が、入れかわり立ちかわり摘みに来られる。
 特に雨上がりの翌日などは、一晩のうちに5~10cmぐらい成長するのもある。「ホントに!?」と思われるかもしれないが、雨の降る前の日に草むらから伸びているわらびを全て摘みきったはずでも、雨降りの翌日などグ~ンと成長したわらびが頭を垂れ下げたような姿で現れている。本当にその成長のスピードには驚くばかりである。

 さて前置きが長くなったが、わらびの料理の仕方ではなく、成育していく姿に本題がある。
 野口体操の創始者、故 野口三千三氏は、独自の体操観をお持ちの方であった。立った状態で腰を前に曲げ起き上がる動きについても、力を抜いたまま背中・腰のあたりから起き上がり、最後に腕・頭が正面を向く、といった動き方を示している。言葉で言い表すことは困難なのだが、マリオネットすなわち“あやつり人形”のような動きにも見えそうである。
 わらびの成長も、若竹が高い空めがけてぐんぐん伸びていくのではなく、頭の部分をうずまき状に丸め、なんとなくダラ~リとしたイメージがある。
 自然の中に融和されているやさしい成長の仕方。自然の厳しさに抵抗していこうとする強さではなく、馴染んでいるしなやかさ。パワーをはね返すパワーではなく、パワーを吸い込んでしまうような、ゆらぎのようなエネルギー。
 ここにもバレーに通じるからだの使い方のヒントがあるような気がした。
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by kiwatinker | 2007-03-27 10:36 | 一粒百行

股関節のトレーニング

 ココクラブで紹介した、股関節の周囲筋群を活性化させるための方法です。
 トレーニングといえば、なんとなく負荷をかけ筋肉が大きくなることを連想しますが、むしろこの方法の意図する目的は、筋肉と神経を結びつけ、回路をたくさんつくる作業をさしています。
 為末選手はコメントの中で、体幹部分の筋力の強化を語っていますが、目指すところは同じだと感じています。
 小中学生の成長段階に極端な加重トレーニングは、スポーツ障害を誘発させる原因ともなります。
 自重(自分の脚の重さ)を使いゆっくりと脚を上げ(3秒程度かけて)、上げた位置で姿勢を保つ(3秒ぐらい)、そしてまたゆっくりもとの位置に戻す。そして上げる方向、働かせる筋肉は直線的ではなく、あくまで螺旋的な捻れの動き、PNFの考えを取り入れています。
 着地の際に足首を捻らせ、捻挫しそうになる時も、素早く体勢を変化させることができる反応の速い筋力づくり、動きづくりが可能になります。
 写真だけでは理解しにくいでしょうが、またお会いする機会がありましたらその際に・・・
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by kiwatinker | 2007-03-26 09:25 | 一粒百行

年度末

 新聞に目を通すと、行政の方の人事異動の記事が目に付くようになった。毎年この記事をみかけると、「あ~新年度になるな~」と感じる。
 今月も、早いもので最後の日曜日になった。仕事も含め年度末の会議や、書類の提出に追われた今月。ティンカーベルズの行事もカップ戦や公式戦のお手伝いやらで、通常の練習はひさしぶりである。 しかし朝から雨。きっと選手たちの、お父さんはもちろんお母さんも年度末にある職場での異動や転勤があり疲れているのではなかろうか? 雨の日はきっと家でゆっくりの気持ちも強かろう。 でも子供達は元気、申しわけないが送り迎えよろしく。
 「さあっ 練習、頑張りましょう!」
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by kiwatinker | 2007-03-25 06:51 | 一粒百行

春の全国大会

 春高バレー、ベスト4が出揃った。甲子園が開幕した。そして、小中学校も春休みに突入したのではなかろうか。
 春休み期間中の全国大会は花盛りである。しかし、新聞やマスコミで報道される上記の種目以外、他の大会の開催をご存知の方はどのくらいいるだろう。
 バスケ、ハンドボール、柔道、剣道、ソフトボール、ラグビーなどなど中央競技団体が主催となってはいるものの、よほど関心のある方ではない限り、優勝校でさえ知らないのではないだろうか。
 改めてマスコミの情報量のすごさと、そのコントロール力に驚かされる。
 その大会で起こっているいろいろな人間ドラマや、競技独自の練習方法やトレーニング。或いは心理的な部分など、自分たちがうかがい知れないことがきっとたくさんあるだろう。そしてバレーにも通じる多くのヒントが隠されているに違いない。
 現実問題、会場まで行き全てを見聞することは不可能に近い。だからこそそのような機会があれば貪欲に吸収したいもの。
 130円のスポーツ新聞と現場での体験は雲泥の差。ただ加工された読み物と、現場で味わう生もののちがいを感じとれる能力がためされるだろう。
 きょうも塾頭からの“新鮮な生もの”が、放り投げられていることだろう。
 味わえる人がたくさんいることを望む。
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by kiwatinker | 2007-03-24 10:41 | 一粒百行

師曰く その6

 草野塾頭曰く 「勝つことは簡単よ。だけどもしあんたら病気で今倒れたりしたら、(自分の)子供らがどういう行動する?ここを教えとかなあかん!」
 勝利への執着。それを乗り越え、その先が見えればきっと勝利もむこうから近づいてくるのでしょう。

 草野塾頭曰く 「自分が前に出てきたらあかん!ただし色々な力を持った人を集める役目はできる。」
 学生スポーツは監督がチームの顔となることもあるだろう。ただ主役は選手。また人生においても、我が我がと前に出て行くと、必ずしっぺ返しがある。すでに社会的なニュースが教えてくれているではないか。

 草野塾頭曰く 「勝って不幸になる人もいる。」
 人生の浅い頃、勝利による頂点を極めてしまうと、このようになるのか・・・。慌てず、ゆっくり、亀さんのように・・・。

 草野塾頭曰く 「目の前の人の幸せ、笑顔をつくろうよ。」
 どんな小さな選手も、ちょっぴりどんくさい選手も、自分の好みのプレースタイルじゃない選手も、目の前の選手は皆同じ。彼ら、彼女らの笑顔が見れることが大切なのだろうな。

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by kiwatinker | 2007-03-23 12:02 | 一粒百行

第3回TEAM自然体研究会準備委員会

 春分の日、やっと気温も上昇し春の陽気。草野会長、垣内副会長と事業の骨子を計画するため、会議を持った。
 場所は大阪ミナミ。大阪を代表する繁華街、南海難波駅前髙島屋の入り口の電気時計の前、正后に待ち合わせ。そのまま徒歩5分料理屋さんへ直行。去り行く冬の味覚を楽しもうと、お昼から鍋料理。それもてっちりのコースときた。先ずはビールで乾杯。(垣内先生はウーロン茶でした(^。^))おもむろに並び出す、付き出し、てっさに舌つづみ。メインのてっちりができあがるころには、生ビールも2杯目。草野会長も食前酒は終了。料理とともに日本酒へ。ダブルのちょうしでぐいぐい。2本目そして3本目へと。鍋も終わり、小腹の空腹を感じ雑炊へ。やっぱりてっちりのだし汁での雑炊は最高。“雑炊の王様”と呼ばれるだけはある。
 「おあいそ」の声を残し玄関を出る時には、時計を見るとなんと6時になっていた。ということは、店に6時間も滞在してたわけ。たった3人で。浪速のおばちゃんも真っ青の、おっちゃんばっかりよう喋る6時間なり。我ながらあきれ果てました(笑)
 
 さて6時間の会議の結果は???
 
 自然体研究会の大きなテーマは・・・
  ◎ケガをさせない
  ◎スポーツを好きにさせる(バレーボールに限らず)
 そのために今年1年度で、自然体研究会公認指導者の育成に力を注ぐ。
 先ずは5月、8月に橋本市で開催される自然体バレー塾をその講習会にあて、10月の全国フォーラムin沖縄で指導実践を積んでもらう。

 以上のような内容です。飲みながらなんとかここまでこぎつけた。よかった!
 
 店を出て、コーヒーブレイクのため喫茶店へ。そこでも小1時間。
 自然体バレー塾は体育館ばかりでのハウツー、ノウハウばかりでなく、その根っこの考え方、大げさに言えば『哲学』のようなもの。それを感じれるところが、各会場での懇親会ではぜひ参加してみてほしいもの。
 草野会長「あーねむたなった。すぐ寝れそうや。」でお開きなり。トータル7時間!?
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by kiwatinker | 2007-03-22 11:35 | 一粒百行
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紀和ティンカーベルズ


by kiwatinker
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