塾頭からのMLにも、スパイク時の空中動作におけるうんぬんといった内容が発信されている。実際のボールを打つ動作においては、次回の講義の内容にもきっと盛り込まれているに違いないだろうが、小学生の低中学年の空中動作の導入ドリルとしては、このドリル最適だと思う。
第3巻のp73『1人でできる練習ドリル』のNo6である。テキストの文章をそのまま紹介すると、「空中で空振りしてそのままキャッチ!自分で上げたトスをジャンプしてスパイクスイングを行いますが、ボールには触りません。空振りしてそのまま両腕を背中に回してキャッチする練習です。」
遊び感覚でいくらでも飽きずにできるドリルのひとつ。落下してくるボールを、重力に抵抗して飛び上がり、そして高い確率でミートし、ケガを予防するような着地をする。多くのスポーツのパフォーマンスの中でも、トップレベルの難度を持つに違いない。
最新の知識、ドリルは誰もが興味津々。しかしそこに至る予備運動・予備動作は、ウォーミングアップやモーションバランスから始まっていることを理解しておこう。