土曜の夜、日本を代表するコオーディネーションの第一人者である大学の先生の講義を受講する機会に恵まれた。
今までにおいて個人的にも大変興味のある分野の為、それなりに勉強してきたつもり。、先生曰くからだの中、あえて言えば、脳の中で起こっているネットワークの広がりにも大変影響があり単なるスポーツの分野だけにとどまらず、音楽特に声楽や、失語症のリハビリなど巾広く応用が可能らしく実験が進んでいるらしい。
単にからだを操るのみでなく、脳のイメージ能力にまで影響を及ぼす、体育会系の人間を単的に表す表現に「脳ミソまでまで筋肉」がある。冗談めかした言い方ではあるが、あながちウソではなさそうだ。本当に脳の中まで筋肉ではなく、意味もなく反復練習をくり返しているだけでは言語や思考を可る脳の働きを活性化できないらしい。身体を動かすと同時に言語や思考も動かす訓練を行うすなわち脳の中のコオ-ディネーション能力を同上させることで体力的要素と心理的要素に刺激を与え、子どもの全面的発達に効果がある。
「オリンピック選手や世界で活躍する選手に育てる保証はできません。しかし運動も勉強にも興味を持つ子どもには成長できます」と講義を結んだ。