インターネットで調べてみると、「特定の分野の事象を体系化した知識およびその手法」。最も簡単な説明がこれである。
大学に進学するとは、まさしくこの学問を学ぶためである。そして教師として職業に就く方は、大学を卒業されている方々である。
話は変わり、『自然体バレー』に関心を示されない方はもちろんいる。特に相いれられないのが、「スパイク」の動きらしいことは風の噂で耳に入ってくる。そのような方々が推奨するのが、「垂直振り下ろし型」のスパイクフォーム。
自然体バレーでは、脊柱と上腕の回旋運動を掛け合わせた「二重回旋運動」を多くのドリルで指導していく。その理論説明には、解剖学、生理学はもちろん、物理学などからしっかり裏づけされている。まさに学問による理論である。
「垂直振り下ろし型」を推奨される中・高校の部活動の顧問の方や、小学生を指導されている教師の指導者の方で、反論するための理論を学問の中で答えてくれた人はほとんどいない。教育「学」に関わり、それぞれの「学問」を学んでこられ、理解されているのなら、自然体バレーのテキストやDVDをご覧頂いた時点で、「学問」としての嗅覚が働いてもよさそうなものだが、いかがなものか。それともバレーは学問では説明できないのだろうか?バレーは単なるからだ遊びか?
現在の小中学生が、今後様々な学問の道を目指すために、色々勉強を重ねているだろうが、学問として捉えられていない一部のかたの指導法には、子ども達の将来に一抹の不安を感じる。
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