どうやら関西地方は4月の雨量だけに限れば、6~7月の梅雨と同じぐらいらしい。おかげで桜の木もうすピンクから新緑の若葉にすっかり変わってしまった。
山々の木々も青緑で眩しいぐらいとなった。この眩しさが年々美しく、かつ新鮮に感じるのは、年のせいだろうか。約30年前の中高生だった頃も、周囲を山に囲まれた学校に通っていたにも関わらず、あまり周囲の自然の移り変わりの記憶などほとんどない。わずかに桜の花の公園が近くにあったので、セピア色になってしまった記憶をたどるぐらい。
やはり同じ周囲の景色を見ていても、年相応に見え方は違ってるのだろう。過去、現在、未来と、見え方も変化するに違いない。ついつい若者達に親心で話しても、きっと見えない景色があるだろう。また人生の先輩達から忠告されても見えない、気付かない。いつも時代でもくり返すに違いない。
本日も雨模様。なんとなく落ちついた雰囲気。洗われた若葉を見ながらの思考も悪くない。