TOSS代表の向山洋一氏が、大変おもしろいアンケート調査を新聞に載せていた。
もう20年以上前の調査の結果だが、小学1年生の親への質問「お箸の持ち方を教えましたか?」男の子の親は98%、女の子の親は95%が「はい」と答える結果になったそうだ。さて、子供はどのように答えたか?3択で考えてみて欲しい。
①習ったと答えた子は、親の数値から数%下がる。やや下がるとも言える。
②習ったと答えた子は、親の数値よりも20%ぐらい下がる。
③男子は「習わなかった」が多く、女子は男子に比べれば習ったことを覚えている。
正解は③。親は「教えている」と思っているのに、子供全体では25%は「習っていない」という結果になった。
子供のしつけは、機会を見て何回も丁寧に教えないと身に付かないようだ。親が「教えたでしょ」と叱っても、子供は忘れているのだ。と結んでいる。
20年前ですらこのアンケート調査の結果だから、今ならもっと親子の回答の相違は開いているような気がする。
親を指導者に、子を選手に置き換えて、バレーボールについての調査をしても、案外同じような結果だったりして。
数日の寒さが原因だけではなく、背中にゾクッと寒気が走るような感じがした。