場所を那覇市にかえ、沖縄県最大の体育館に、北は北海道から南はもちろん沖縄の指導者約40名が集まった。
那覇市バレーボール協会主催の自然体バレー塾である。3年後に沖縄でインターハイが開催される。またその後も、那覇市から全国大会に出場できるような選手を育てようと企画されたそうだ。
すでに過去2回が開催され、毎回約500人の選手が集まっている。あいにく今回は那覇市内の大きな祭りと重なり、参加数は約半分の300名弱ではあったが、それでも体育館が狭く感じる程である。
午前中はウォーミングアップに始まり、おはじみのD2ダンスの指導。選手を12のグループに分け、指導者が2~3名ずつグループを担当し、指導していく。D2ダンス初体験の選手もかなりおり、和気藹々とした雰囲気の中、各グループが学んだ。
昼食前には野球の守備練習からヒントを得たような、足のステップからボールを投げる動作の動きづくりドリルを繰り返し行う。
午後からも各種のトレーニングやボールコーディネーション等、選手はもちろん、指導者が選手達に決して怒らず、声を荒げず、しゃべりまくらず、的確に指示を出すことで上達していくロールプレイのような学習方式とあいなった。
残念ながら飛行機の時間もあり、3時30分頃には後ろ髪を引かれる思いで会場を後にすることになる。
空港では、出発までの残りわずかな時間でお土産を買いあさり、予定通り那覇空港を後にした。
今回、お迎えから始まり、懇親会、バレー塾、そして帰りの車の手配まで、全てにわたりお気遣い頂いた沖縄の皆さんに、本当に感謝で一杯である。ありがとうございました。