重なる時は、こんな依頼も多くなる。
来年3月に開催予定である、奈良県の第3回市町村対抗子ども駅伝大会について、昨日市町村教育委員会の担当者の方々へ、「障害予防のトレーニング」を少し語らせて頂いた。
今夜は、奈良県天理市のスポーツ少年団の指導者と保護者の方への「スポーツ障害の予防」について講演させて頂く。
どちらも主人公は小学生達である。ここはやっぱり自然体バレーの理念と同じく、“ケガをさせない指導”を語らずにはいられない。また草野塾頭がいつも話しておられる、手のひらの小さい苗木に花をさかせますか、実をつけますかと問わずにはいられない。
バレーボールに限らず、野球、サッカー、剣道、柔道、そして陸上と、小学生の問題は多岐にわたる。熱血指導と称して、過度の暴力、保護者への負担、勝ち上がるものが良いとする選手権方式など、課題はたくさんあるだろう。今まで良しとされてきた指導方法、システムに対して、やはり一石を投じなければならない時がやってきている。
草野塾頭の足元にも及ばないのは百も承知の上で、チクリと蜂の一刺しのように問題提起をしてみたい。そっぽを向かれるか、賛同してくれる方が現れるか、楽しみだ。