前日の女子12位に続き、男子は銀メダルを獲得。男女とも来年の北京オリンピックの出場権を手に入れた。
体操競技の得点システムの変更で、現在は10点満点にはならないらしい。史上初の10点満点といえばルーマニアの妖精コマネチ。かなり昔の名前だが、40代半ば以上の方なら記憶にあるだろう。
体操競技は球技にも必要な身体能力、特に“巧みさ”と呼ばれる数字には現れない動きが必要。
自然体バレー塾のドリルの中にも、体操競技を思わせる動きづくりモーションバランスが数多くある。一度じっくり生の競技会を見てみたいものである。
先の世界陸上に続き世界体操、そして今月は世界レスリング・世界柔道とオリンピックの前年にはオリンピックの出場権をかけた世界選手権が文字通り世界中あちらこちらで開催される。
オリンピックのようにあらゆる競技のトップレベルがひとつの都市に集まるのではなく、あるひとつの競技に対して世界中のアスリートが集まるのが世界選手権。
世界陸上がそうであったように、必ずしもめぐまれた環境ばかりのアスリートではなく、多くの課題や物語があることが世界選手権の楽しみのひとつでもある。この秋に続く各競技の世界選手権から目が離せない。
他の競技にもアンテナを張ることは、決して損はせず勉強になることが非常に多いように思う。