草野塾頭曰く 「失敗してもいい。100回失敗しても101回目に成功すれば、その子に挫折はない。」
かなり以前、武田鉄矢主演『101回目のプロポーズ』という当時のトレンディードラマがありました。成功者とは、失敗しても成功するまで続けるからこそ成功者。だからきっと挫折感もないのでしょう。
草野塾頭曰く 「ネットを張らないコートで、どのくらいの練習ができるかが指導者の技能・能力。」
4面が取れる体育館にも関わらず、今回の自然体バレー塾ではネットを張らずに行われました。それでもメニューは盛りだくさん。きっと子ども達は「バレーをしている」といった実感があったのでは。
元全日本キャプテン野村さんのおばあちゃんも言っておられました。「私達の頃は外のアンツーカーの上で練習したものよ!」無いものねだりではなく、限られた場所・環境でも練習はできるということでしょう!
草野塾頭曰く 「引き出しを多く!300種類の練習方法と、300種類の言葉を持て!」
いつも同じ練習パターン、同じ口調での指示、あ~身につまされます。ボキャブラリーのなさで、迷言を残し困惑している政治家もいるのだから、反面教師にしなければ。
草野塾頭曰く (高速サーブ・強打スパイクに対するレシーブ練習中、からだ全体を面でするジャンプレシーブ・姫ずわりレシーブを行いながら)「これらは実業団のプレー。小学生だから行うのではない!」
基本の『動き』が習得できていれば、実業団のようなプレーでも基本技術となりえると理解しました。基本の動きと基本技術の整理をしなければ。
草野塾頭曰く 「動きが悪いのに技術を覚えさすとケガにつながる。この状態で勝ったところで相手のミスで得点しているだけ。できなかったプレーができる喜びを感じること。」
練習試合や大会でボールが落ちることに一喜一憂。指導者にも言えることでしょうが、特に小学生の場合、保護者の方々の結果重視の応援の功罪もあるのでは?
講義や実技指導中、草野先生が講話或いは説明として語られた内容を集めました。ほんの一部ですがきっと2日間で300種は超えているでしょう。
初日の夜、懇親会も終え二次会も盛り上がり日付も変わった頃、「あ~今日もようしゃべった。寝ろか。」草野塾頭の一言が印象的でした。
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