先週の自然体バレー塾でのレシーブ練習の新メニューを『復習』することに時間を割きました。
ボールを床に置き、両手で押さえ足のステップを行います。レシーブに近い腰の低い姿勢から足のつま先、膝は外方向へ向け、決して内側にならずテンポよく速い足の入れ替えは、やはり数をこなすことで子供達はぐんぐん上達します。
次に手首を支点とした、いわゆる腕振りを防ぐための肘の動きは、反復練習をさせることでこちらも上達するのが見えてきます。
この練習を行っている時、確かに声は出ないのですが逆に集中力が高まってくるのが、冷たい体育館の空気と緊張感でわかってくるようです。
次は2人1組で、あるあるステップを入れてアンダーパスです。決してボールが高い弧を描かず、低く速い弾道で行い始めると、1・2年生でさえも30回ぐらいは平気で続けることができるようになってきます。決して腕を振らないきれいな動きは、中高生でもかなわないのではないでしょうか。
3~4人1組でコーチからボールを出します。アンダーパスは先と同じ要領で行いますが、後ろに下がる時に肩を引き、半身になったままで「色っぽく」動く・・・最初は照れながらの動きも、何度も繰り返すうちに高学年は様になってきます。また誰からともなく声も出始め、元気が出てきました。
自然体バレー塾に参加することが目的となり、満足してしまっている方々も見受けられます。勉強もバレーも仕事も同じで、集めた情報・知識をどれだけ自分自身のものにするか、やはり『復習』が大切なような気がします。
脳や身体へのすり込み作業は一朝一夕にはいかないですが、地道な積み重ねが必要と思っています。