先週の日曜日(17日)は中学生の長男の体育祭、昨日は長女と次女の小学校の運動会と続きました。
全国的な傾向で例外にもれず、私の子供たちが通う小・中学校も少子化の影響で、児童・生徒の数がピーク時の3分の2程度に減少しています。
体育祭や運動会も出し物の回転が速く、スピーディーに感じるのですが、応援の声援・歓声も小さくなってきています。少子化の影響で、もちろん家族数が減っているのでしかたないことなのですが、それ以上に保護者の皆さんのビデオカメラ撮影の多さには本当に驚くばかりです。我が子を撮影するのはもちろんいいのですが、それに集中するあまり本当に頑張っている子供たちに拍手や大声で声援を送るひと昔前の熱くなる親たちも少なくなっているような気がします。私も娘にせがまれ、ある一つの出し物だけビデオ撮影しましたが、レンズを通してみるのはやはり娘だけ。全体の美しさや近所の子供たちを見てあげることはほとんどできませんでした。
このような我が子だけしか見ないフォーカス的な視野が、現在の学校・スポーツ或いは地域社会等の問題につながっているような気がしました。こんな色めがねをかけてみるのも、また私だけでしょうか?