12月14日付、自然体ライン研修は「右足BS」。内容は動画をじっくりご覧頂くとして、なぜ“右足BS”で“左足はフロントステップ(FS)”か?塾頭が根拠もなく思い付きでナレーションを語っているはずもなく、では“経験によるもの”か?反対に「経験した事しか教えられない」はあまり嬉しくない指導者への警鐘として使うことが多い。
ある専門書の序から引用。
ビー玉をテーブルに置く.少しでも傾斜があれば自ずと転がる.ではサイコロをこのテーブルに置くと……?置くまでもない.“転がらない”という現象を誰もが確信をもって判断できる.“形”と自然の摂理が生み出す“あたりまえ”の事象であるからだ.人間の運動の評価や指導の現場では,この“あたりまえ”のことが見落とされていることが少なくない.例えば,走歩行における接地時の衝撃緩衝は直接地面と接する足部機能やシューズの特性にその機能性を求めてしまいがちである.しかし,“あたりまえ”のことに立ち返れば,歩いているまたは走っている“人”という形と身体全体の仕組みが衝撃緩衝を担っているということを確認できる.つまり,衝撃を吸収する仕組みを紐解くのであれば,生体としてのその形,仕組みがいかに機能しているのかという観点で考察していかなければ永遠に答えはみつからない.
あえて難解な内容を抜粋してみた。
しかしながら、そこまで探求してみないと、まだまだ自然体バレーの真髄が見えない。まだ入り口の途。知れば知るほどわからないことに興味津々。