先に紹介した「身体(カラダ)が求める運動は何か」から。
運動は作るもの(運動制御)ではなく、達成する目的のために“感覚”というファクターを起点として自然に起こり、現われるものだという位置づけである。運動誘導をいかに効果的に成立させるかは、教師信号の質とそのバリエーションの豊富さにかかっているといっても過言ではない。“そうさせるのではなく、そうなってしまう”現象を引き起こすためには、クライアント1人ひとりのさまざまな個性に適合する。効果的な教師信号を情報量やタイミングを鑑み、効果的に選択し続けなければならない。
まさに「AさせたければBさせろ!」「感覚練習」「100のドリル」すでに自然体バレー塾では常識となっているフレーズ。
この本、2017年5月第一刷発行だが、バレー塾では15年も20年も前から言われていること。「20年先を行っている!」ここにも実証されている。