微差大差

 年末年始は高校バレーを見る機会が多く、ほとんどが全国大会出場を目標とする各都道府県の上位校だが、なぜか主審の“ダブルコンタクト”のホイッスルが響く機会が目立つ。ベンチからも脚の使い方をワンポイント指示するが、相変わらず「もっと高く上げろ!!」などなど。応援席からも高く舞い上がれば良しのムード。やはり小学生の頃から、わずかな差だが、指先までの指導は少ないと推測。
 先日の自然体研究会ラインでは、バックパスの動画を拝見されている方も多かろうが、結構なレベルの高校セッターでさえも、フロントパスの安定感は今ひとつ?それなりの体格によるパワーパスが主流で、脱力した上肢から伸張反射を利用したハンドリング、そしてフィニッシュはウサギの耳、そんな動きと技術はごくごくわずか。小学生からでも練習を重ねれば行えることは百も承知。目先の勝利ではなく将来を見据えての指導であることの、説明責任はもちろん指導者に。
 それにしても、伸び切った肘と手の平が交差するほどの力一杯のパワーパス。ボールが放たれた後の動きのため、かなりのキャリアを積んだ人でも気にすることもなく。ステップは脚の動き、技術の“技”は手偏。「動きの上に技術が乗る」塾頭の名言のひとつ。バレーボールを始め出して10年後、その技術は、微差大差。
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by kiwatinker | 2017-01-24 05:00 | 一粒百行
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紀和ティンカーベルズ


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