シーズン・イン シーズン・オフ

 春高バレー都道府県予選も佳境。ここ数週間で次々と代表が決定。プレミアリーグもいよいよ開幕。プロ化の試金石として今シーズンは注目度も高まるだろうか。
 そんな中バレーボール専門誌に興味深い対談が。

40年ほど前、私が指導していた神奈川の中学校を見るとアチーブメントテストがあって、1、2月はバレーボールができませんでした。通常、選手は夏に引退するから、そこから高校に入学するまでに10cm以上は伸びるんです、夏は175cmくらいしかない選手が、高校に入る頃には190cmくらいになっているケースもありました。それが今は、12月にJOC杯があって選手はずっと稼働しているから、身体を大きくする時期がないんです。小学校で技術がある選手は、中学に入ってもすぐにスタメンに使われるでしょう。そうすると、試合ばかりで球拾いをする時間もありません。つまり、シーズンオフがないんですね。
 確かに小学生の時に全国大会で活躍するなど、熱心にやっている選手に限って大きな選手は少ない気がします。
 大事なのは、大型選手を育成できるシステムづくりです、これはバレーボール界全体の問題として考えないといけない。アメリカをはじめ、シーズンオフ制度は多くの国で導入されています。日本人は感覚的に分かりづらいですが、身体を大きくするためにシーズンオフ制度をつくる必要があると思います。
 小学生の全国大会も、あまりプラスにならないと思います。
 そのあたりの改革からはじめることが大事です。今の小学生のシステムだと、関東大会や全国大会があってシーズンオフがつくれません。それでは、大きい選手は育たないですよ。中学生も同じです。やはり年間を通して、試合に出場している傾向があります。だからこそ、冬季は試合を少なくする時期をつくってほしい。中学3年生の夏の大会が終わったら、高校入学までオフを作ってあげたほうがいいでしょう。小学生なら11月、12月、1月、2月の期間でしょう。3月は春休みだから練習をどんどんやった方がいい。4ヶ月が難しければ、11月、12月、1月の3ヶ月。でも小学生はそれほど極端な成長期じゃないから、出来れば中学生にそれくらいの期間があると良いですね。今の中学生はJOC杯があるので、まるで休みがないですよね。


 インドア種目はフルシーズンになりやすい中、身長が伸びるか否かのエビデンスは別として、考え方には賛同。
 プロ野球も日本シリーズが終了すればオフシーズン。プロ・アマに関わらず、心技体のリフレッシュ期間は必要に違いなし。
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by kiwatinker | 2016-10-30 05:00 | 一粒百行
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