今日から3連休の方も多いはず。我が街も秋の地方祭の為、各地区からだんじりや神輿(みこし)が練り歩く。すでに笛や太鼓の鳴り物は、夜間に練習を重ねている有志がたくさん。街中も祭提灯が飾られ、雰囲気も盛り上がり、まさに長年続く地域の無形文化。
4年後の東京2020オリパラの会場が問題視されているが、それとは別に「文化プログラム」も同時開催されなければならないこともご存知だろうか?以前に何かの本で少しばかり読みかじったことがあったが、東京2020に向けて20万件以上の大小の文化プログラムのイベントを開催する予定だとか。これほどまで大がかりだったとは。ついついオリンピック種目に野球・ソフトボールが復帰したとか、メダルの数とか、アスリート達の話題に明け暮れる報道だろうが、文化プログラムももう少し発信してほしいもの。
東京に向かう時は、大小に関わらず文化プログラムにもアンテナを張ってみたい。「文化とは『場』を作っておけば、新しい才能が関係ないところから出てきてバトンタッチできるもの」と看破している文化活動を行っている方の名言。
まさに”地方祭”も人口減少、参加者の負担と言われながらも脈々と文化している。