いきなりだが、次の言葉の意味がお分かりだろうか。①肩を入れる ②肩で風を切る ③首が回らない④腰が高い ⑤膝を打つ、数え上げれば切りがないが、身体の一部を使った言葉が多いのが日本語。答えは、順番に①熱心に力を注ぐ②いばって歩く③やりくりがつかない④他人に横柄⑤同感する
さて「ひかがみ」と呼ばれる身体の部分は、どこかご存知だろうか?小生もこれは分からずじまい(苦笑) 方言的な呼び名になると思われるが、「膝窩部」膝でもなく”すねこ”でもなく膝裏に当たる所で大変興味深い。
身体ことばを思い出して、夏目漱石の「道草」を本棚から抜き出した。主人公が「腰を抜かし」て「千住の名倉に伴れて行」かれて治療する内容が。”名倉”とは江戸時代の名倉弥次兵衛直賢が江戸・千住に創業した接骨医院のこと。道草では接骨医院と表示されており、これも面白い。
いよいよ週末は自然体バレー仲間が集っての学び。「腰を据えて」学びたい。