小学6年間で学ぶ漢字の数が1000を超えるそうな。これ以外にもひらがな、カタカナ、アルファベットを加え、その上英単語が450語とも。これはあくまで大きく文字の数だから、その他の教科も含めれば膨大な量。そして中学校に進めば全部とは言わないまでも、50%程度理解している前提で次の段階へ。もし習得率が低ければ、いきなり中学生の授業内容が理解できないのは社会の常。小学校へ入学前、多少は就園時に学ぶとしても、ほぼゼロベース、白紙の状態で教えられる小学生低学年担当教師は、相当な力量が必要と推測。根気よく丁寧にそして分かりやすく。きっと教員の適性も大きいのでは。
先日重大な事故が起こる確率のハインリッヒの法則を取り上げた。1:29:300がその割合だが、勉強の基礎基本もスポーツにおける動きの量も、小さい頃から多く取得し、その上に洗練された高度な学問へ、そしてスポーツの技術に結びついていくことは間違いなし。300:29:1。そう逆ハインリッヒ。中学生達の動き、技術を眺めていると深く感じ入る。