例年なら、保護者が集まりワークショップ方式の理念の共有や、同じ方向を目指すベクトル合わせなど行っていたが、今回は練習会場もなかった為、選手と保護者が集っての総会。塾頭のライン研修からヒントを頂いた「心の教育」を少しばかり実践。
我が街、橋本市に在住されている童話作家、エッセイストでもある佐藤律子女史をお招きし、「いのちの大切さ」について絵本の語りを行って頂く。
代表的な著書に「種まく子どもたち・・・小児ガンを体験した7人の物語」があり、女史自ら次男を小児ガンで亡くされ、その経験・体験をもって「いのちの大切さ」について講演活動を始め、社会教育に深くかかわっておられる。
まさに物腰柔らかく、言葉を大切にされている方で、優しさの中に強さを持たれている方。
多くはコートの中や周辺に注目しがちだが、現役時代は短いもの。コートから離れた時にどれだけ社会に役立てられるか。むしろ”心豊かさ”はコート外かも。