若いお母さん達と話していると「うちの子、集中力がなくて!」と嘆いていることが多い。お母さん達に言わせると、積み木をしているかと思えば次は絵本、次は砂場遊びと、次から次へと遊びが変えられることを指される。
昨年の4月から就学前の園児や放課後に小学低学年の運動指導を行っていると、確かにお母さんたちの言わんとしていることも分からないではないが、回を重ねるごろにどうやら違っていると。ネットや文献でいろいろ調べてみると、小さい子ども達は決して移り気ではなく、大人の想像以上のものすごい集中力でお気に入りの運動遊びを行っている。そして一息ついて次の運動遊びへと。その間が約15分間であると。しっかりエビデンスもあるそうな。
最大最高に集中できる時間が15分間。確かに大好きな映画でも、2時間もの間全ての出演者のセリフを覚えているわけでもなく、さらりと流れているシーンも確かに。クライマックスの戦闘シーンや最高潮の泣かせられるシーンなども確かに15分程度かも。
日々の練習、同じことを反復しても選手達に飽きがくる。15分間のドリルを上手く組み合わせてこそ、質の高い練習内容になるかも。