「いやなんだ、余韻で歌っているというのが」藤圭子の言葉だが、平成生まれの若者にとっては宇多田ヒカルのママと言った方がピンとくるかも。
藤圭子氏がのどの手術を受けて声が出やすくなったのに、逆に引退を決めた。その時、対談相手にこう答えたそうな。一度頂きを極めたらあとは転げ落ちるか、別の頂きに跳び移るしかないと・・。対談相手は感想を語る。
巷では小学生ぐらいなら、経験値で指導できると本人も思っているし、世間もボランティアの名目で社会に還元することを期待する風潮が少なからず。
小学生だからこそ分かりやすく少ない言葉で、されど子どもと見縊っていては、見抜かれているのは大人側だと気づいている大人は多くない。
余韻で仕事はしない。プロの哲学。鬼気迫る言霊(ことだま)