学校の朝は早い。所用があって午前8時前に小中学校の校門をくぐった。小学校の校門には校長先生を筆頭に数人の若手先生が、登校してくる児童達に向かって「おはよう!」「おはよう!」と声掛け。校長先生たるやそれなりの齢を重ねた方だが、破顔一杯に朝の挨拶をされ気持ちよさが伝わる。児童ひとりひとりも様子を伺いながら、顔色や表情から今朝の体調に気配りか。若手女性教師など斜めにかぶった帽子に手をかけ真っ直ぐにしてあげたり校門周囲が暖かい雰囲気に。
その足で中学校へ。同じく校門前には同じ「おはよう!」の挨拶でも緊張感が伝わってくる。「おはよう!」の次に「そのスカート短くないか?」「シャツのボタンをきっちり閉じて!」などなど、先ずは服装チェックありきの朝の挨拶。
確かに最大7歳と15歳の開き。幼児心抜けきれない児童から反抗期真っ盛りの思春期では当然接し方も違ってはくることだろう。だからこそ小学校の各種スポーツ大会と、中学校の各種目競技別大会の雰囲気が大いに違うのかも。
以前に紹介した「ダンス教室」の若手インストラクター。上の年代はコンテストにも出場する20代前後から、下年代はキッズの園児、小学校低学年までその指導年齢は幅広いと聞く。対象相手によって接し方は違って当然の模様。
(学生に)行ってやる指導か(クライアントに)来てもらう指導かその違いはかなり大きな差。