日曜日から大相撲初場所。白鵬が前人未到の33回目の優勝に挑む。大変興味深い15日間で有り、一年になりそう。一方横綱昇進の際に、白鵬が尊敬する今は亡き大鵬から「勝てなくなった時の身の引き方を常に考えておきなさい」と助言されたと、何かで読んだ記憶が。確かに大関までは、成績が芳しくない時は番付けが下がっても、再挑戦をすれば良いが、横綱は最高位。決して番付けの降格はないが、身の処し方は常に頭に入れよということのようだ。武士道に通じるのだろうか。
偶然知人のブログを拝読していると、身の処し方、即ち引退について綴っていた。知人の彼は武道系の指導者。40代の油の乗った大変な勉強家。彼のブログから少し引用させて頂くと、(一部変更)「選手にとって価値のある指導者でなくなった時は身を引く。自分よりも選手にとって価値のある指導者が育った時は交代する。終わりを決めておく方がよりクオリティが高い運営や指導が出来ると考える。時間が限られてくると真剣さや大きく変わるだろう」と。何やら横綱と共通することも。さて明日から13回目の指導者講習会。改めて身を引き締めて臨みたい。