今年のサッカーワールドカップ、日本代表は今ひとつの結果だったが、反省を踏まえて次の打つても早い。アギーレ新監督も決まり、彼が選出した選手には初の代表入り5人が。新聞を中心にアギーレ監督の談話を拾い読みしていくと興味深い内容が目に止まった。「一人の選手が1試合でボールを持つのは平均2分だけ。残りの88分間で何をしているか」を見るとの持論。確かに、団体球技種目はボールに触れていない選手の動きが、得点に絡んだり、失点を防いだり勝負を左右することもしばしば。自然体バレーでも塾頭からボールに触れる前の準備の大切さを選手たちに指摘される光景に出会うことも。
何も選手だけではなく、指導者を含めた大人もそんな多面的な視点が必要に。コートの中だけ、フィールドの中だけの興味だけではこれからの時代、早々に行き詰まる。言い換えれば視野をひろく、興味範囲も大きくに繋がることだろうか。指揮を取りながらの運営や、参加者で有りながらお茶汲みなど、ボールに触れない所での動きが、もっともっと必要になり、スポーツに関わる者の評価へと。