昨年も今頃からチームとして始動しだした国体選抜チーム。昨年は大学に在籍する選手が多く、日頃より技術練習や本格的なトレーニングに取り組んでいたため、急遽のにわかチームでもスピード感あふれての試合運び。
4回生だった選手は今春から就職し、練習量は激減。教員として久しぶりにからだを動かしたために、「きんにくつう!」と叫び出す始末(笑)ちょっぴりふっくらしたり(脂肪増加)、逆にスマートになったり(筋力の低下)と、体型にも変化が。どうも試合中もボールに対しての反応が今ひとつの選手も少なからず。
いくら若い20代の選手といえども、ほぼ毎日数時間にわたる大学の練習時に比べ、週に1~2回、それも技術練習中心ではコンディションとしては決して喜ばしくないはず。
バレーボールの選手の筋収縮はアイソメトリック、コンセントリック、エキセントリック、そして筋腱伸長反射等々、様々なトレーニングを行った上で、1回の瞬間的なジャンプやステップが高く、速くなり、それらを何回も反復できる筋持久力や呼吸器の持久力が必要となってくる。ちょこっと30分ぐらいのランニングを行えば、全て解決される問題ではないところが重要。たかが数ヶ月のブランクだが、細胞は間違いなく大人しくなっている。