今朝、新しい歯ブラシに交換。誰もが年に数回は歯ブラシの交換を行うに違いないはず。交換の大きな理由のひとつ、歯ブラシのブラシの部分が花が咲き、外側に開いてしまうことがほとんどでは。花咲けば歯のブラッシングという意味では効率が悪くなる。
ブラシの部分が花咲く現象のひとつが、歯ブラシ自体を歯に押し付ける力がついつい強くなるため、軽い左でのブラッシングでも歯の汚れを落とす効果は充分にも関わらず、ついつい歯や歯茎に押し付けぎみに。ましてすっかり習慣になっている歯みがき中は、寝ぼけまなこでぼんやりしたり、今日のスケジュールを考えたりと無意識のはず。
この無意識作業が力強くなってくるのは、何となくスポーツにも似ている。意識しなければ力が入ってしまうのは、パフォーマンスの常。されど上級者は出来るだけ力を抜いて、いとも簡単にやってしまう。“無意識で力を抜く”、これが誰でもできそうで誰にもできない。バレーボールでも指導者が間違った認識で、力強いパフォーマンスを求めがちになるのが、その証拠。
たかが歯ブラシによる歯みがき、ウン十年間も無意識で力を入れていた磨き方を、脱力した優しいブラッシングに変更するには、かなり意識的なブラッシングが必要。明日から毎朝、しばらく意識付け(笑)