進団式を迎えた6年生6人。まさに卒団ではなく、進団として中学生のクラブチーム・ウェンディに引き続き入団予定。中学校での部活動は何部に入ろうか思案中の選手もいるが、バレーボールを引き続き行ってくれそう。バレーボール三昧にするか、複数の種目にするかは別にして、誰もがスポーツを行いたい、熱中したい気持ちは強く持ってくれていそう。
ティンカーベルズ発足当時、塾頭から「余白を残しておきたいね!」と言われたひとことが心に刻まれている。いくらか小学校時で熱くなり過ぎ、中学校や高校で部活から離れてしまうことはあまりにも寂しい。スポーツ界の底辺拡大と謳ってみたところで、長く続けられないことになっては元も子もない。
6年生6人のうちのひとりが、ウェンディで上手くなりたいので6年生の10月からティンカーベルズに加入してくれた。多くの余白を残して、これから本格的にバレーボールに取り組んでくれるに違いなし。
感極まっての涙はなく、中学校への希望に向かって、余白を残して、笑顔一杯の進団式だった。