今、注目のサプリメントや食品の原料となるミドリムシ。片田舎の橋本市でも、水たまりや池沼に生息し、特に水田の田植えの後、数日をかけて水面が緑色に変化してくる理由が、ミドリムシの影響。
その誕生は5億年前とも言われるそうで、人類よりはるか先輩の生き物。ミドリムシは体内に植物と同じく葉緑体が多く存在し、光合成によって14種類のビタミン、18種類のアミノ酸、数十種類のミネラルがつくり出せるそうな。
それ以外にもバイオ燃料としての活用や、環境浄化能力も高く、研究が進められている模様。
今までにも、あれが良い、これがいいと言った、原産資源から部分的な抽出によるエッセンスのサプリメントは多いが、ミドリムシの場合、地球上に誕生した生物を丸ごと食用にでき、しかも生物進化の上でヒトよりはるか以前の生き物であることを考えれば、単なる流行の風ではなく、何か次世代につながりそうな予感もしないことはないが、スポーツ選手の栄養補給、生活習慣病への改善へもきっと研究されていることだろう。
すでにミドリメシ(ミドリムシのサプリメントが入ったごはん・・・やはり緑色のごはんらしい^_^)も出回っているとか。