左右対称運動の典型例がラジオ体操。思い出してみると、左右同じ動きをする体操が多く続く。たとえ側屈のように片側に動いていても、次のコマでは反対側も同じ動きを行うため、大きくは左右対称と。最近はラジオ体操もダイナミックストレッチの一種として再考されており、やはりウォーミングアップとして見直され、その効果も検証されていることを考えれば、それはそれでまた良し。
一方、左右非対称の運動。簡単なところでは、少し
動画を。また、大きくダイナミックとしては、次のような
動きなども。これらは関節可動域を拡大させたり、筋肉の収縮スピードを高めるというような裏付けではなく、脳内の神経回路を意識的にかく乱させることが目的。
色々なドリルをできるようになることよりも、困難な左右非対称な動きを体験し、脳の中に今まであまり使われていなかった神経回路や、全く新しい回路を作ろうとする試み。
最近は認知症予防としてもプログラムが作られ、盛んになっている模様。
とにかく遊び感覚で、そしていつも笑顔から爆笑に繋がっていくことでトレーニング効果絶大。大笑いしながらアスリートになるためのトレーニングのひとつであったり、アンチエイジングに繋がれば一石二鳥でなにより!