今年度になって「トップレベル教室」では始めての3レシ。塾頭の説明を聞き、ドリルのやり方が分かっても、いまいち活気に満たない選手達。その後ドリルを繰り返すこと約30分間。何度か塾頭から決して語調を強めることなく、むしろわざと淡々とした口調で語っているようにも見える話し方で、徐々に変化してきた。
30分後には少しずつだが声も出し、バナナレシーブもかっこよく動ける、時折見せてくれるオーバーパスの華麗な指先に、「オッ!」と感じると塾頭の弁。
一般に思われている、大声を出し、元気よく動きまわるバレー界の常識ではない測量方法で計測して下さるからこそ、見えてくる選手達のわずかな違い「選手達の原因ではなく、何がそうさせているかを考えてみる」と塾頭から聞かされ、もう見ている次元が全く違う。
練習後半には、ジャンケンを例に出し、次に続く動きを考えてみなさいと「創作タイム」も発生。小学1年生から中学生までが頭をひねっているが、低学年ほどおもしろおかしく挑戦しているから、大人の頭の硬さがしみじみ分かる。
最後は「論語」の話題にまで繋がっていく。
なぜか塾頭の周囲には低学年の選手がいつも一緒(笑)
男の子選手もいろいろなアイデアでジャンケン。