3か月ぶりの「トップレベル教室」だが予想以上に技術の後退は大きかった。そんなバランスの悪さを見抜いて、塾頭は三つの基本ドリルを指示。
第一、両足のかかとをひっつけ、つま先を30度から45度に広げ、膝の屈伸を十二分に使い、アンダーパスで直上に上げるドリル。決して両腕を振らず、股関節を含めた膝が外転外旋位を確保する大事な動き。
第二、2人1組になって、第一のドリルを使ってお互いにアンダーパスの連続を試みるが、なかなかどうしてうまくいかない。
第三、壁に向かってのスパイクドリル。壁からの返り球をアンダーパスを行うが、これもいまいち。
両腕とボールが触れるわずかな感覚器への刺激だが、緻密なドリルが週末にきちんと行われていないがために、レベルアップするためのブレーキになってしまう恐れ。
塾頭の指導を受けるバレー塾やトップレベル教室では、2日目の午後3時を回る頃や午後7時を過ぎるとかなりの変化が見られるが、その後の元への戻りは指導者の徹底不足の原因が最大か。されど強圧ではなく、ただし甘やかすではなく、さじ加減が最も大事。
たかが三つの基本ドリル。されど基本のき。ドリルを模倣すると、やり切るは大きな違い。30回と続く教室の根っこになること間違いなし。
今回の「トップレベル教室」、たぶん主役はこの小学1・2年男の子コンビになりそうな予感(笑)もう動きが違う、眼力が違う。
決して疲れているのではない(笑)車座になっての子ども人間学だ!