「キャプテンってなんだと思う?」練習前に選手達に塾頭が質問した。ついつい大人達は“チームを引っ張る・チームの先頭に立つ・チームをまとめる”そんな期待を持ってしまうが、「キャプテンは孤独やでぇ~」と塾頭のひとこと。
「キャプテンを支えなあかん」「キャプテンを見下していました」「みんなで支えることがチーム」他の地区のバレー塾で中学生達が考え出した答え。
「バレーボールがうまいとかヘタより大切」と塾頭が説明される。
確かに思う。社会に出た時、リーダーに甘えてばかりいられない。リーダーを盛り上げるため協力し、助けることが必要となる。そんな考え方、行動力を小学生の頃から身につければ、将来役に立つことばかり。何かある度にキャプテンを呼びつけ、あおることが指導とは決して言わない。塾頭の視点が全く違う。
キャプテンとしてのリーダーシップももちろん大事。メンバーシップとしてリーダーを盛り立てることも当然大事。広い視野で将来につなげる指導がもっと大事。
塾頭自らのボール出しで、ぐんぐん上達していく選手。
見てくれ、このバックトス。“世バレ”より上を行く?!