長崎へ向かった凹娘がまだ幼稚園児だった頃、初めての習い事にダンススクールをすすめた。将来の球技系アスリートを目指して、先ずはダンス。確かな根拠など全くなかったが、リズム感の養成は大切と感じ入っていたため。
スイミングスクールからスタートするキッズも多いそうだが、水中での身体操作は上達しても、球技系には繋がらないと判断。逆にリズム操作を身につければ、泳ぎは可能と考え実行。結果はアスリート系スイマーには遠く及ばないが、小中学校で必要な泳法・距離そしてタイムはすべてクリアしたわけだから、まずは良しか。
その後ダンスは小学校卒業まで続け、バレーボールと併行。お陰でD2ダンスやスパダンも難なくクリアし、今でも練習中8ビート、時には16ビートのリズムをからだで刻んでボールを追っかけるそうな。
ティンカーベルズ発足当初、サッカー少女が入部してくれた。ボールの落下位置に的確に入る身のこなしに、サッカーのヘディング練習の効果を見た。おでこの直上に必ずボールが来ている。
今も土曜日にはバスケ、日曜日にはバレーの男の子選手がいる。ボールを追いかけるダッシュ&ストップは、まさにバスケのステップ。その他にも空手、剣道の武道系もいる。すぐに効果が現れなくとも、必ずや隠れた身のこなしとなって現る。
もうひとつのライフワーク、ココクラブもそんな複数種目、多様な身体操作をキーワードに始めたクラブ。クラブ出身者も多数活躍してくれている。
改めて別の種目を行わなくても、普段の練習にどれだけそのような要素を取り込むか。大人の頭の体操、脳のストレッチが選手達の可能性を膨らませる。