前回、1月の指導者講習会のノートをパラパラと眺めてみた。「誰かがチェックする身に置く。いい勉強しても忘れてしまう」と走り書きしてあった。
今回も知識として学び、理解することに全身全心を使っても、伝える力はまた別問題と再認識。発表、報告、事務連絡ではなく、我が子と同じ年代の子供達にいかに伝えることができるか。それは「感じる力」であるかもしれない。
「よくしゃべる子が良い。ではしゃべらない子はどうするの?」
「相手の笑顔を見て嬉しい、ではちょっとレベルが低すぎる」
「言うことを聞いていない時にこっちを向いている。言うことを聞いている時は違うことを考えていることがある」
「自分の言うことを聞いてくれることが成長ではない」
「自分の言うことを聞かなくとも、どのようにすれば成長させるか!」
すべて塾頭から指導者への提言。チェックポイント。ひとりよがっての勉強には限界があるが、一段高い環境に身をおいてこそ、気づき、気づかされ、壊し、変えられる可能性が残る。