選手が技術を脳に記憶していくプロセスにイメージは非常に大切。週末のバレー塾でも、塾頭の口からキーワードのように「イメージ」を発せられていた。
レシーブ練習。たとえボールをはじき後方に飛んでいっても、両腕の面をしっかり残し、目線もセッターの方向にやり、腰から動き出しステップを軽やかに踏み続け、イメージをしっかり築けば、もしかして脳はレシーブが成功したと錯覚し、成功の記憶が残っていくのではないかと思う。
2人1組のレシーブ練習。2人の間に飛んできたボールに対し、実際のボールに触れなかった選手もしっかりレシーブ態勢のイメージができていればよし。
ついついボールの行方の結果に一喜一憂だが、今できないことを練習しているのだから、脳が成長していく環境を整えたい。
2日間のバレー塾、2日目の午後3時ごろに選手達がどうなっているか、今後指導者がイメージできるか。小6時はどんな風に、中3の時はこんな選手に、高3では見違えるほどに。なかなか困難ではあろうが、イメージを働かせられるかどうか。できなければ足を伸ばして確認するのが確かに早い。
イメージ、外から見えないからこそ、見ようと努力したい。