今週あたりから新学期、いや新学年がスタートする。
丸暗記して、今後の勉強や人生に役立てようとする代表が「九九」か。3人の子供達も確か小2で習ったと記憶する。
バレーボールを始め、小学生スポーツもなにやらこの“暗記練習”が多くはないだろうか。とにかく手っ取り早く試合ができるようにと、需要と供給の関係が成り立ってしまっているが、「考える力を育む練習」がどうも苦手に思う。
自然体バレーでは塾頭が口頭で、文字で「思考・決断・行動」を行えるよう、脳に刺激を与える技法を教示して下さる。そしてそんな考える力を育む練習ドリルだからこそ、小学生から高校生まで楽しみながらそれぞれの山を目指して行えるのではなかろうかと、長崎で思いを巡らしていた。
「九九」を暗記するのは算数の2年生だから面白いのであって、数学を学び始める中学生になっては確かに面白くなかろう。考えながら行う練習ドリルだと、1年生は1年生なりに、中学生は中学生なりに、そして高校生は高校生なりに考えながら行える。時にはとてつもない考え方と動きで、飛び級の選手も現れるから、これもまた刺激的に面白い。
中高生になってでも、暗記練習を継続している場合、明らかにプレーに広がり深まりがなくなっているに違いない。実社会でも暗記優等生の弊害が盛んでは。わかってはいるが、なかなか抜けきれない暗記練習は蜜の味?(^_^)