3回目を迎えた講習会。正式名は自然体公認講師養成講習会。文字通り公認講師養成のために学ぶのであるが、今のところ講義の「修了証書」にとどまっている。
3日間の終了後、いつもの反省会で(とは言っても行きつけの居酒屋さんで一杯飲み会だが・笑)、「そろそろ公認講師が出てきてほしいなぁ~」と塾頭のお言葉。「公認講師だからやっぱり講義ができること」と話の内容は続き、「でもアップとかモーションバランスとか、コンディションとか・・・これらができる人はだいぶ出てきたなぁ~」と続いていく。「こんなんできる人は現場の指導員やな」「まずは指導員がたくさん出てきてほしいなぁ!」
現場に戻り、小中学生の単独チームを指導する場合、いつものしかめっ面に戻って命令口調でドリルを行わせることはできる。そこには新しく学んだ「三角ロジック」の論法などなくても構わないかもしれない。しかし指導員ともなると、ドリルの基礎となるからだのしくみやつくりはもちろん、しゃべり過ぎない、説明不足にならない、されど分かりやすくの話術も大変重要。ついつい無意識に出てしまう「ア~」「エ~」も要注意か。
最後に自然体のドリルはもちろん、理念にはじまり自然体の正しい考え方を正しく伝えることが大切であり、決して“一人歩きしない”ことも肝要となってくる。これら100人、150人と詰まってくれる選手達の前で、しかもたくさんの指導者の注目を浴びながら行うのだから、1,000時間の勉強どころではない。冷や汗をかきながらも実力がつければ、自チームにももちろん還元できる。
次回の養成講習会は9月18日~20日の3日間と決まった。公認指導員そして公認講師目指して、そして一生学び続けるのみ。