自然体バレー塾の一貫指導型練習ドリルの第5巻。1~4巻はバレーボール向けの練習ドリルとして編集されてはいるが、この巻に限っては、心あるスポーツ指導者なら誰もがグッグッグッと感じる内容。「心の教育」そのもの!
発行日が2005年12月となっているため、すでに4年が経過している。発行当時はゆっくり目を通し熟読したつもりだが、月日が経ちいくばくかの成長あるいは後退があったとしても、再びじっくり読んでみると、また新たな発見を見つけることができる。以前はスルーしてしまった一文が、なんだか心にしみわたり、2度、3度と読み直してみる。
心が折れそうになったり、気持ちの超回復ができずに栄養素の足らない時など、「ハッ」と気づかせてくれることがたくさんある。
2005年といえば、「第1回全国フォーラム」が開催された年。表紙の写真やテキスト最後尾には、フォーラムの様子が詳しく載っており、懐かしく感じる。
目先の学業の結果、勝負の戦績に追われることで失いつつある、「心の豊かさ」、「正しい考え方」、そんなことが根底に芽生えて根付いてこそのスポーツ。
今日は午後から6年生の卒団式。はなむけの言葉に「うさぎとかめ」から語りたい。