前回は1月、寒中のさなかであったが、今回は中秋の21日から23日までの3日間開催する。裏方スタッフが事前準備に精を出してくれている。
今回も北は青森から、南は沖縄までの指導者が、休日返上もちろん自腹を切って集まって下さる。少しでも快適な3日間であるよう、こちらも準備に余念がない。
昨日の小ブログでの硬式野球クラブも、選手以上にコーチの資質を高めることに力を入れているそうだ。そして自己研鑽できることが、コーチとして関わって頂く条件とも伝え聞く。子供達と触れ合い、向き合うためにも、先ずは大人が自覚し、学ぶ姿勢を示さねば。
愛読雑誌の中に、仏教の世界では弟子が師とともに生活することを随心と呼ぶそうな。たとえ2泊3日でも心をつきしたがいたい。そしてこうも続く。「一日真似をすれば、一日の真似。一年真似をすれば、一年の真似。一生真似をすれば、本物になる」とも。さらに、優れた人の真似をするのに、自分の「我(エゴ)」があってはいけない。自分がいくら優れていると思っても、その「我」を通した視点では本物はつかめないということ。「学ぶ」とは「真似ぶ」ことだと言われる、と結ばれている。
単なる猿真似ではなく、一生「真似ぶ」を続けられるか、問われているようだ。