先日、少年団のお母さんから相談を受けた。小2の選手、最近練習が始まると腹痛を訴えトイレに駆け込むが、痛みが続くらしい。弁当を食べ、みんなでワイワイ騒いで飛び跳ねている時は、楽しそうな笑顔とのこと。午後の練習中、再び腹痛が起こることもあるらしい。
特に胃腸に問題がなければ、やはりスポーツをすることで受けている様々なストレスの影響ではないかと考えてみたくなる。たぶん本人も気付かない、知らず知らずのうちに受けるプレッシャーが、腹痛となって現れてくる。現に、友達とはしゃぎ回る時は何もないらしい。
以前、知人のまだ小学校低学年の子供が、週末の練習に参加することを嫌がり、思い切って半年ほど休ませたそうな。時間とともに心身が成長してきたその子は、再び練習に参加。今では元気で頑張っている様子。
あまりに小さい頃からの体育会系のノリの練習では、心身の無言のメッセージが発せられることもある。“スポーツ拒否症”にならぬように、大人がメッセージを受け止めることができねばならないだろう。