昨年度に引き続き、文科省事業として『幼児の体力向上事業』に加わらせて頂いており、先日園児達の体力テストのお手伝いをした。
多くの園児達の苦手な種目が、ボール投げ。硬式テニスボールをできるだけ遠くに投げるだけの種目なのだが、どうしても上手投げができずに下手で放り投げる園児もいる。野球選手がよくいわれる様な強肩や鉄砲肩など、この4~6歳児ではいるはずもない。
記録の優劣は投げるスキルが身に付いているかどうか。公園でお父さんとキャッチボールとまではいかなくても、小石や木の実を投げたりする機会が全くと言っていいほどなくなってしまった結果と考えてもよさそう。
さて、投げる動作は幼稚園児にとってはかなり高度な運動動作でもある。遊び感覚で動きを覚えさせ、反復練習として飽きずに続けることができるゲーム形式のようなものも時には必要だろうか。
正しい投球動作は、野球・ソフトボールは言うに及ばず、バレーボールやテニスの腕のスイングに大いに役立つ。ぜひとも小さいころより身につけておきたいスキルなのだ。