平日に比べ休日は早朝から出かけることが多く、日課のジョギング&ウォーキングもついおろそかに。連休中、ジョギングも同じく連休してした。
5日ぶりに行うと、足首や膝周囲に違和感がある。何もレースに出るためではなく、健康維持、メタボ予防のためなのだが、わずか5日間休むだけで筋肉や関節部分の変調に気づき出す。
中高生とて同じ。練習を行い、体力も充分あると思い込み、5日以上連続して休んだところで大した違いはないと誰もが思う。せっかく連休中、合宿や遠征で心身ともにギリギリの強化を行っても、間もなく始まる中間テスト等で1週間前後も完全に休んでしまえば、体力は間違いなく低下していく。
「病気で寝ているわけでもないのに?」と疑問が起こりそうだが、筋線維の速筋線維はわずかの連休ですでに弱り始める。球技系を中心とした瞬発性を要するスポーツ種目では、大きな問題。ましや病気やケガで長期に離脱し、練習から遠ざかればどのようなことが起こるか想像がつくだろう。だが日常生活に支障がなければ、いつでもスポーツに戻れると勘違いしてしまう。
レクリエーションスポーツ程度ならいざ知らず、競技スポーツ、ましてやプロでもあろうものなら、研ぎ澄まされた身体感覚を取り戻すには、それ相応の期間が必要。テスト期間であれ、病休であれ、良いコンディションに戻るには、休んだ期間のおよそ3倍の期間は必要であることを目安とすることをおすすめする。