小ブログでも何度か紹介した、文科省の幼少期における体力向上実践活動の3ヶ月によるプログラムが終了し、体力測定の結果もまとめられ、会議での報告となった。
やはり3ヶ月間、ほぼ月曜日から金曜日まで30分間、なにかしらの運動やトレーニング的な遊びを行うことで、体力は向上していた。万歩計をつけた測定でも、親子ともどもプロジェクト前と後では明らかに数値が伸びている。
「運動の初め頃は帰ってくるなり昼寝をしていましたが、最近は昼寝をしなくても大丈夫なぐらい体力がついてきたようです。夕飯もしっかり食べるようになり、昼寝をしなくなった分、夜は早く寝て、夜中も起きなくなりました。1日のリズムがしっかりできるようになりました」とはお母さんの弁。
これらの結果がいきなりスポーツの競技力に結びつくとは思わないが、少なくとも普段の生活の中で、大人も子供もどれだけ運動不足に陥っているか認識することができたように感じられた。
先ずは元気に遊びまわり、しっかり食べて、よく寝る。こんな基本的な生活を取り戻す地道な活動の必要性を改めて感じる。その延長線上にスポーツがあるのだろう。