寒波

 第1級の寒波が先日から南下。日本海側を中心に雪となり、12月としては記録的な積雪も。我が街でも雪がチラチラと舞、10日後のホワイトクリスマスが期待できると喜ぶ子ども達。
 厳寒の波は異例かもしれないが、冬型の気圧配置になっているのに南風が吹き始めることは自然界には全くなし。ヒトのカラダも小宇宙と呼ばれ、本来は大自然の法則に従い約400個とも数えられる筋肉が骨格を動かす。そして科学者達が自然な動き、効率的なカラダの使い方を研究し、随分解明されてきた。その代表が自然体バレーでもおなじみのD2ラインやD1ライン。筋肉が協力調整し合って、最大効率的にカラダの中心から末端へ動きを加速する仕組み。それ以外にも数え切れないカラダの使い方は、人類誕生20億年の間に設計図として刻まれている。
 一方、ベルンシュタインは“巧みさ”の中で、その例外の“自由度”も唱えている。理にかなわないボールの投げ方や走り方、バレーボールで言えばスパイク、サーブそして構えなどが全てそれ。
 発想や考え方の自由度は無限大∞でよろしいが、ことカラダに関しては、あまり無限大の自由度を使ってばかりだと、故障のパンフレットに。今までのバレー界、あまりに“自由度”にまかせたパフォーマンスが多すぎではなかったか。その弊害、いよいよ多くの高齢者となって顕著に。

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# by kiwatinker | 2017-12-14 05:00 | 一粒百行

選択基準

 末娘の通う高校は、3学年の選手を合わせて40名超。大阪府下でも1~2を争う大所帯。練習試合では、実際コートに入っているのは6人と、リベロを入れても7人。残り30人を超える部員達が、コートのライン外側から囲み、良いプレーではハイタッチで喜び、声援が送られる。反対にミスプレーでもしようものなら、容赦なく叱咤激励の大声が。
 親世代なら、この元気の良さこそがバレーボールの醍醐味と言わんばかりに礼賛されているかも。ただし今時の中学生、新春の進路を考えた時に、オープンキャンパスや部活見学となると、この元気良さに圧倒されてしまい尻込みする選手も少なからず。なかなか一歩を踏み込めなく、昭和世代の大好きな“元気良さ”についていけないと、入学に結びつかないこともあると関係者より伝え聞く。
 考えてみれば、少子化と部活離れで、中学女子バレー部も1ケタの部員数がほとんど。元気ある声出しとて、そのボリュームには限りも。バレーボールは好きでも、高校進学後、あの大声には耐えきれないこともあるのでは。
 新しい時代へのバレーボールの練習風景や、まして進学としての選択基準に見合い、気に入ってもらえる内容が必要な時代かも。

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# by kiwatinker | 2017-12-13 05:00 | 一粒百行

36歳

 末娘が通う高校の選手・保護者忘年会に参加。1年生の保護者の中になんと36歳のパパさんが。多分、数年中には平成生まれのパパさんママさんの子ども達が、ティンカーベルズを始め小学生スポーツの保護者として入部してくれることは間違いなし(苦笑)
 ”新人類“と呼ばれた我々50代半ばも徐々に昔なつかしい。日常の親子・家族の在り方も、30代親と平成生まれの子ども達では随分変化しており、新鮮な発見の連続。だからこそ不変の親子関係が学べるところが部活であり、スポーツ界であれば、嬉しい限り。

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# by kiwatinker | 2017-12-12 05:00 | 一粒百行

量と質

 通常1週間のティンカーベルズの練習時間は6時間。ウェンディとしては9時間だが、部活優先となると個人的には4~5時間ぐらいが平均。当然、他のチームと比べて量による上達は期待薄。されどバレーボールやスポーツに対してのバーンアウトは皆無。余白残しての進学後はそれぞれの部活へ。
 だから日頃の練習は”質“重視。2017年12月9日付自然体ライン研修では、「バックスプリット」について、その違いがよく理解できる動画。
 「足動かして!!」はバレーボールの定番中の定番の、劣勢時の応援とベンチからのアドバイス?!本当に足の動かし方を丁寧に指導されている現場をほとんど見たことはなし。3レシで兎に角コート狭しと走り回るゆえ...元気いっぱいに見えるが、案外フェイントボールや変化するサーブに対応できない場合は山ほど。なぜそうなってしまうかの理由を小学生から知っていれば、中高生になれば”拾い屋“”スーパーリベロ“などの称号が付くに違いなし。

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# by kiwatinker | 2017-12-11 05:00

つながり格差

 年も明ければ、センター試験に大学受験、そして小中高と受験が目前に。
 ある調査によると、2~3年のうちに受験を控えている小中高生の、いわゆる「しんどい学校」は都市化が進んだ地域に多いといった統計。学力ランキングでも北陸や東北地方が上位を占めることに共通するか。
 昨年に引き続き、関わる人間関係のつながりとの影響も大きいだろうと。スポーツを行うことで、多種多様な考えの人々との交流は、子どもと保護者や先生の信頼感、地域の支えにつながっていくものと。何事にも少し行き詰った時、違う考え方や視点を持った人に救われる子ども達も多いのでは。
 つながっている安心感か、つながらない孤独感か、つながり格差も大きいとの結論。

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# by kiwatinker | 2017-12-10 05:00 | 一粒百行

本能任せ

3大本能と呼ばれるものがちゃんと脳には備わっているが、それだけでは社会の中では生活できないし、ましてスポーツなどの集団行動では必ずトラブルが。
 学問的には人間は群れで生きる動物とされ、今風には地域社会とでも呼べるだろうか、個人主義全盛とは言え、人間は群れで生きているとの認識を持ちたいところ。
 特に子育ては”真似る→学ぶ“。親の仕草を見て、小児はまさに真似て、学ぶことに。「学習」も、「学」=真似る、「習」=繰り返しすることだとか。
 小生が生まれた1960年代、平均家族5人として、向こう三軒両隣なんていう近所づきあいがあった。逆向い三軒と左右のお隣と我が家を入れて平均5人とすれば、435通りの人との関わりが生じることに。されど現在、核家族で親子3人ならば、わずか3通りの間柄。当然、多種多様な顔が見える人達からのゆるやかな考え方と、凝り固まった家族の考え方には大きな開きが生じてくるのもうなずける。行きつくところ育児ノイローゼやら、運よく乗り切ってもクラスの中での立ち位置、スポーツにおけるチームシップに差が現る。
 指導者も昔は良かったではなく、時代背景を少し知ることで、さらに良いコーチングができるのかも。

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# by kiwatinker | 2017-12-09 05:00 | 一粒百行

原因と結果

 バレーボールの指導現場でよく見かけるのが、ひとりの選手を至近距離から強打のボールを打ち出して、これでもかとばかり連続で何発も繰り返す練習?いやはや結果だけうまくボールが舞い上がれば良しだが、実践では先ずそんな至近距離からのスパイクもなく、さらにディグを行うことはなし。例えばレセプションやディグが今ひとつの選手なら、「なぜそうなるのか?」と原因を探りたいところだが...。もちろん心・技・体のすべてが関わっていると推測。このプロセスは学生達が成績の伸び悩みについて、いつ頃から理解できにくくなったか、過去にさかのぼることに。不登校の学生達が、どんな家庭背景があるか?いじめの原因はなぜだろうかと、全てに共通することだろうが...。なぜだかスポーツは現状、すなわち結果での判断が多すぎないか?
 英語の授業中、鬼の形相で教師が「a book!an apple!」「a book!an apple!」と、何度もひとりの生徒の前で語気を強めて冠詞の違いを求めて、同じようにオウム返しを求めるなら、れっきとした虐待授業だろうが、なぜかスポーツ界はまかり通ってしまう世界。

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# by kiwatinker | 2017-12-08 05:00 | 一粒百行

ことばにする。文章を書く。

 「冒険の現場というのは概ね退屈で、冒険に行くだけでは面白い文章が書けないことが多い」
 突然だが、作家でもあり探検家でもある角幡唯介(かくはた ゆうすけ)氏の言葉。氏が向った北極探検も「雲の上を歩いた。寒かった。飯を食った。寝た。」の22文字で済むと。これが何十日も続くのが冒険だとも。日々無事に過ごすだけでも大事なのに、それをことばにするとなんか凡庸になると、語っている。
 年明けすぐの大学センター試験。2021年1月より大幅な変更となり、今までの暗記のアウトプット型ではなく、情報を比べてしっかり理解し、文章回答しなければならないらしい。2021年の受験生と言えば、今の中3生。目先の高校受験に追われている真っ只中だろうが、3年後を見据えてしっかりした言葉を持ち、”自分の考え”を文章に綴る力が必要に。
 「返事だけはよろしい!」体育会系社会人では、AIに取って代わられる日もそこまで来ていそう。

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# by kiwatinker | 2017-12-07 05:00

バランス感覚

 12月3日付自然体ライン研修「初心者の膝滑り」をご覧になった方も多いはず。小学校低学年とおぼしき小さな選手の動きには目を見張るものが。腰から下の股関節、膝の軟らかさに目を奪われがちだが、もうひとつ頭の位置に注目したいところ。ほとんど頭が垂直方向に立ち、視線のブレがない。その上、どちらの方向にボールが飛んでも平衡感覚が優れており、小脳中部が発達していると想像。その他にも、”海馬”、”言語中枢”そして”前頭葉”とその発達は、バレーボール以外のスポーツか或いは自然体流のモーションバランスやボールコーディネーションを取り入れた練習を毎回行っているのではないかと推測。
 全てのスポーツに共通するバランス感覚は、スポーツ医科学ではもはや常識。脳外科のDrでもある林成之氏の「思考の解体新書」を始め、その他氏の多くの著書でも、その理論は分かりやすい。
 塾頭も言っている「指導者が納得しないと子どもに教えられない!」...体育館の現場はもちろん第一だろうが、第二、第三の裏付けは、時に机上も必要に。
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# by kiwatinker | 2017-12-06 05:00 | 一粒百行

30秒間と3分間と35年間

 春高バレーの組み合わせが発表され、出場高校は年末から正月返上で練習に合宿に大変かと。
 末娘が通う高校も順調に勝ち上がった10月下旬、大阪府内ベスト4をかけた一戦で、大黒柱のエースが2セット目終了間近に足首を負傷。フルセットまでのセット間3分の間にケガの程度を判断し、高校生活最後の大一番の為、再びコートに立たせるために最短時間内で最高の技術で、最強の硬度を保つテーピングが必要に。
 試合の最中ならタイムアウトを取って、わずか30秒でケガの程度の判断と、出場が可能か否かの判定もせねばならず、緊急・緊張度も最高に。
 コンディショニングとしてのトレーニングや、マッサージ・ストレッチなどはたっぷりの時間があり、癒し時間としても有効だろうが、試合中の骨折・捻挫・打撲に肉離れなどの瞬時の回答のバックボーンは、35年間のケガとスポーツ現場に立ちあってこそ。長い経験は長生きすれば可能だが、長い経験を瞬時にまとめて出せるか否か。

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# by kiwatinker | 2017-12-05 05:00 | 一粒百行
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紀和ティンカーベルズ


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